有名度
小結江島神社
えのしまじんじゃ
神奈川県藤沢市江の島2ー3ー8
江島神社は三つの社からなる神社
更新日:2026年8月24日
神仏習合時代は弁財天女
風光明媚な江の島に鎮座する江島神社は、辺津宮・中津宮・奥津宮の三つの宮からなる神社です。御祭神は宗像三女神と呼ばれる三姉妹の女神で、辺津宮に田寸津比賣命、中津宮に市寸島比賣命、奥津宮に多紀理比賣命をお祀りしています。「江島神社」という一つの本殿や拝殿があるのではなく、江の島の各所に鎮座する三宮を総称して江島神社と呼びます。

古くは三女神を「江島大神」としてお祀りしていましたが、神仏習合によって弁財天信仰と結びつき、江の島は弁財天信仰の霊場として広く知られるようになりました。

辺津宮と日本三大弁財天
最初に参拝する辺津宮の隣には、八角形の「奉安殿」があります。ここには「裸弁財天」として知られる妙音弁財天と、八本の腕を持つ八臂弁財天が安置されています。妙音弁財天は琵琶を抱えた裸形の坐像で、音楽や芸能の上達を願う人々から信仰されています。八臂弁財天は鎌倉時代の作とされ、神奈川県指定文化財です。江島弁財天は安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三大弁財天の一つに数えられています。

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中津宮と奥津宮
江の島の中腹に鎮座する中津宮は、鮮やかな朱塗りの社殿が印象的です。境内には江戸時代に活躍した芸人や商人らが奉納した石灯籠が残され、江島弁財天への信仰が広く集められていたことを伝えています。三宮の中で最も島の奥に鎮座するのが奥津宮です。ここでぜひ見ておきたいのが、拝殿の天井に描かれた「八方睨みの亀」。どの方向から見てもこちらを睨んでいるように見えることから、この名で呼ばれています。
江戸時代の絵師・酒井抱一が描いた原画は宝蔵に保存され、現在の天井画は片岡華陽による模写です。奥津宮には源頼朝が寄進したと伝えられる石鳥居も残されています。

カップルは鳥居を別々にくぐる
江島神社は縁結びのご利益でも知られる一方、悪縁切りのご利益もあるといわれています。そのため、「カップルで一緒に参拝すると別れる」という噂もあり、そこから「カップルで参拝するときは鳥居を別々にくぐるとよい」という俗説も知られています。もちろん江島神社が公式に案内している参拝方法ではなく、あくまで江の島にまつわる噂の一つです。それでも気になる方は、鳥居を別々にくぐってみてもよいでしょう。
また、江島神社と縁の深い弁財天は、芸能上達や金運などのご利益で知られています。弁財天の使いとされる蛇にちなみ「巳の日」は弁財天と縁の深い日とされ、江島神社にも祈願成就を願う多くの参拝者が訪れます。

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