末社 白旗神社 | 鶴岡八幡宮 - 神社ファン

有名度

大関

鶴岡八幡宮

つるがおかはちまんぐう

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

末社 白旗神社

更新日:2025年6月17日

黒塗りの社

境内に向かって右手奥の白旗神社には、源頼朝と息子の源実朝が祀られています。歴史は古く、1200(正治2)年、頼朝が「白旗大明神」の勅号を賜ったことから、妻の政子が創建。子の二代将軍・源頼家が造立しました。かつて頼朝は白旗社、実朝は柳営社と別々に祀られていましたが、現在の場所に合祀されました。必勝・学業成就を願い、多くの人が訪れています。
白旗神社 社殿

武衛殿

白旗神社は武衛殿とも呼ばれ、神社の扁額には「武衛殿」と書かれ、島津藩の島津久光の筆と言われています。中々見にくいので注意してください。
「武衛」は源頼朝の官職です。兵衛府の唐名で天皇など皇族を守る役職で左兵衛府と右兵衛府があり、平治の乱で源頼朝は「従五位下・右兵衛権佐」の官職に任命されました。
その後伊豆に流刑されたのですが、源平合戦で勝利し、平宗盛を捕らえた功により、従二位になるまで、吾妻鏡では頼朝のことを「武衛」と呼んでいます。
ちなみ頼朝公が「佐殿」(すけどの)と呼ばれるのは「右兵衛権佐」の「佐」からです。
白旗神社 扁額の武衛殿

豊臣秀吉の伝説

白旗神社は豊臣秀吉との伝説があります。
豊臣秀吉が小田原征伐の後、鎌倉に入り、鶴岡八幡宮や白旗神社に参拝しました。白旗神社の頼朝の木像を見ると
「低い身分から身を立てて天下を取ったのは、あなたとわたしだけである。あなたがりっぱな血筋とたくさんの味方にささえられたのに対し、わたしは全く自分のだけの力で天下をとったが、あなたとは天下の友だちである。」
と木造の肩をたたいて言ったそうです。
鶴岡八幡宮に鎮座する多くの御社殿は朱塗りですが、白旗神社は黒塗りです。また随所に源氏の家紋、「笹竜胆」を見ることができます。
白旗神社 社殿の笹竜胆

例祭

5月28日の「白旗神社例祭」のほか、実朝の誕生日である8月9日には、「実朝祭」が行われています。この日は歌人でもあった実朝にちなみ、「短歌会」も開催されます。また実朝が右大臣に任命された日である10月28日には、「文墨祭」が行われます。

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