流鏑神事・馬場 | 鶴岡八幡宮 - 神社ファン

有名度

大関

鶴岡八幡宮

つるがおかはちまんぐう

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

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流鏑神事・馬場

更新日:2026年8月22日

約250mにわたる流鏑馬馬場

鶴岡八幡宮の参道を本宮へ向かって進むと、境内の中央付近で東西に延びる長い道と交差します。ここが「流鏑馬馬場」です。
普段は参拝者が行き交う境内の道ですが、毎年9月16日の流鏑馬神事では一変します。馬場の長さは140間、約250m。鎌倉武士さながらの狩装束を身につけた射手が馬を疾走させ、馬場に設けられた3つの的を次々と射抜きます。
流鏑馬が行われていない日でも馬場そのものを見ることができます。東西に真っすぐ延びる道を眺めると、ここを馬が駆け抜ける流鏑馬神事の規模をイメージしやすくなります。
流鏑馬馬場

800年以上続く流鏑馬神事

鶴岡八幡宮の流鏑馬神事は、源頼朝の時代から800年以上にわたって受け継がれてきた伝統行事です。
『吾妻鏡』によると、1187年(文治3年)8月15日、鶴岡八幡宮の放生会で流鏑馬が行われました。源頼朝が天下泰平・国家安穏を祈願して催したもので、現在の流鏑馬神事の始まりとされています。
当時の流鏑馬は、鎌倉武士たちが御神前で弓馬の技を披露する晴れの舞台でもありました。『吾妻鏡』には、1187年の流鏑馬について射手たちが的を外すことがなかったと記されており、武芸に優れた御家人たちが名誉をかけて臨んでいた様子が伝えられています。
流鏑馬
現在は毎年9月14日から16日まで行われる鶴岡八幡宮の例大祭の最終日、9月16日に流鏑馬神事が執り行われます。弓馬術礼法小笠原教場宗家以下一門が奉仕し、狩装束姿の射手が疾走する馬上から3つの的を狙います。
馬が約250mの馬場を駆け抜けながら、射手が次々と矢を放つ姿は鶴岡八幡宮を代表する光景の一つです。鎌倉幕府を開いた源頼朝の時代に始まった武家文化を、現在の境内で間近に見ることができます。

春にも行われる流鏑馬

鶴岡八幡宮では、9月の例大祭だけでなく春にも流鏑馬を見る機会があります。
毎年4月に行われる鶴岡八幡宮の崇敬者大祭でも流鏑馬が奉納され、鎌倉市の春の恒例行事「鎌倉まつり」の時期を代表する催しとなっています。
9月の流鏑馬神事と同じく鶴岡八幡宮の流鏑馬馬場が舞台となり、馬上から3つの的を射る勇壮な姿を見ることができます。
開催時には馬場周辺に多くの観覧者が集まります。馬が目の前を高速で駆け抜け、射手が的を射抜く一瞬の迫力は、普段の静かな流鏑馬馬場からは想像できないほどです。
流鏑馬を目的に鶴岡八幡宮を訪れる場合は、開催日時や観覧方法が変更される可能性もあるため、事前に鶴岡八幡宮や鎌倉市観光協会の最新情報を確認しておくのがおすすめです。

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