境内社 厳島神社 | 谷保天満宮 - 神社ファン

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谷保天満宮

やぼてんまんぐう

東京都国立市谷保5208

境内社 厳島神社

更新日:2025年10月24日

厳島神社

谷保天満宮の境内には、弁天池の中央に鎮座する「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」があります。社殿は池の小島に建てられ、朱塗りの橋を渡って参拝することができます。水面に映える社殿と緑の木立が美しい景観をつくり、境内の中でも特に静謐で神秘的な空間として親しまれています。
厳島神社 鳥居
御祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、天照大神の御子神とされる女神です。市杵島姫命は古くから水の神・弁才天(弁財天)として信仰され、芸能上達、財運招福、学業成就のご利益があると伝えられています。谷保天満宮の主祭神・菅原道真公が学問の神であることから、学業成就の信仰が特に強く、撫牛とともに多くの受験生や学生が参拝に訪れます。
厳島神社 橋と社殿
この厳島神社の創建は、宝暦9年(1759年)頃と考えられていますが、当時の棟札は現存していません。文政11年(1828年)に再建された際の棟札が残されており、そのときの社殿構造が現在の基礎となっています。母屋を支える身舎柱(もやばしら)には16本の条溝が刻まれており、江戸後期の社殿建築として特徴的な造りを今に伝えています。
厳島神社 社殿と扁額
もともとは国立市石神(しゃくじ)地区に鎮座していましたが、明治時代に入り現在の弁天池に遷座されたと伝えられています。昭和41年(1966年)には社殿の改修が行われ、現在も良好な状態で保存されています。池の水は地下水脈から湧き出る清水で、古くは「常盤の清水」と呼ばれ、地域の生活用水としても利用されてきました。
厳島神社 池
初夏には池の周囲にあじさいが咲き誇り、水面に映る社殿とともに美しい情景をつくります。春の梅、夏の紫陽花、秋の紅葉と、四季折々の自然が弁天社を彩り、参拝者に安らぎを与えています。特に芸事や音楽に携わる人々からの信仰も厚く、心を清め感性を磨く場として今も多くの人に親しまれています。

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