有名度
小結谷保天満宮
やぼてんまんぐう
東京都国立市谷保5208
御社殿・御祭神・ご利益
更新日:2026年4月8日
御社殿
谷保天満宮の社殿は、江戸期の造営が現存する貴重な建築です。拝殿・本殿はいずれも国立市の市指定有形文化財(建造物)に指定されており、造営年・様式・規模が公的に記録されています。参道を下って社域の核心に進むと、まず入母屋造の拝殿、その背後に三間社流造の本殿が南面して連なり、谷保の鎮守として風格ある景観をつくっています。
拝殿
拝殿は入母屋造で、桁行五間・梁間三間、約22坪(約73㎡)。正面の向拝は軒唐破風付入母屋で、嘉永4年(1851年)の建築と考えられています。量感のある入母屋屋根と、唐破風による正面性の強調が相まって、祭祀空間の荘厳さを際立たせています。
本殿
本殿は寛延2年(1749年)に上谷保村の大工・佐伯源七によって建てられた三間社流造で、桁行三間(約5.4m)・梁間二間(約3.6m)、母屋6坪(約20㎡)の前方に一間(約1.8m)の庇を付す構成です。屋根は母屋の切妻がそのまま前庇へ長く流れ、緩やかな曲線を描く典型的な“流造”の意匠を示します。

御祭神・ご利益
御祭神は菅原道真公と、道真公の第3子である道武公です。また石土毘古命(いしづちひこのみこと)・天之日鷲命(あめのひわしのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)も合祀されています。厄除・学業成就・合格祈願・交通安全の御利益がよく知られています。そのほか、必勝祈願・家内安全・商売繁盛・縁結び・良縁祈願・子授け・子宝祈願・無病息災・病気平癒・五穀豊穣などの御利益もいただけます。
谷保天満宮は、関東三大天神の一社に数えられるといわれており、東日本で最も古い天満宮の一つとしても知られています。

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