金魚まつり | 代々木八幡宮 - 神社ファン

有名度

関脇

代々木八幡宮

よよぎはちまんぐう

東京都渋谷区代々木5-1-1

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金魚まつり

更新日:2026年8月21日

代々木八幡宮で復活した金魚まつり

代々木八幡宮では、毎年5月に「金魚まつり」が行われます。境内に金魚すくいや露店が並び、金魚みこしなども登場する、地域の人々に親しまれている祭りです。
金魚まつり 提燈
金魚まつりの起源となったのは、代々木八幡宮で行われてきた「五社宮祭」です。五社宮祭は、本殿に合祀されている天祖社・白山社と、別宮の榛名社・天神社・稲荷社の5社を祀る祭礼で、かつては5月23日に行われていました。
金魚まつり 様子
大正時代の初め頃には、この五社宮祭が「金魚まつり」と呼ばれるようになっていました。
当時の代々木周辺では金魚の飼育が盛んで、祭りの日になると金魚を扱う露店が数多く並びました。一説には、大國魂神社の「くらやみ祭」に出店した露天商が、その後に代々木八幡宮を訪れて商いをしたことから、多くの金魚商が集まるようになったとも伝えられています。
しかし、時代の変化とともに金魚を売る露店は姿を消し、「金魚まつり」という呼び名も使われなくなっていきました。

平成15年に「金魚まつり」が復活

途絶えていた金魚まつりが復活したのは平成15年(2003)です。
秋の例大祭がプロの露天商による出店なのに対し、金魚まつりは地元の町会や商店街、ボーイスカウトなどが店を出す、地域による手作りの祭りとして復活しました。
金魚まつり 出店
現在は5月第4日曜日を中心に開催され、金魚すくいをはじめ、ゲームや飲食などの露店が境内に並びます。青空個展も開かれ、手作りのアクセサリーや雑貨などが販売されます。
昔の金魚まつりをそのまま再現したものではなく、かつての祭りの名前と記憶を受け継ぎながら、現在の代々木らしい地域の祭りとして復活したものです。
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子供たちに人気の金魚みこし

金魚まつりを象徴する存在が「金魚みこし」です。
大きな金魚を載せたユニークな神輿を子供たちが担いで境内を進みます。金魚まつりならではの光景で、表参道を金魚みこしが進んでいく姿は見どころの一つです。
金魚神輿

金魚提灯と限定授与品

金魚まつりでは、金魚をモチーフにした限定の授与品も用意されます。
なかでも金魚まつりのシンボルとなっているのが「金魚提灯」です。赤い招福金魚をかたどった提灯で、金魚の尾びれには注連縄などにも用いられる紙垂が付けられています。
「金魚」は「金の魚」に通じることから金運・財運につながるとされ、昔から家庭で愛玩されてきた優美な姿から、人々の心を和ませ、家庭に幸せをもたらすともいわれています。また、清らかな水の中を泳ぐ金魚には、人々の穢れを洗い流し福を招く霊力があるという伝統的な信仰もあります。
金魚まつりでは、このほかにも金魚をかたどった根付など、祭りにちなんだ授与品が人気を集めています。
金魚提灯
現在の金魚まつりは、かつて代々木八幡宮の五社宮祭に金魚商が集まった歴史を受け継ぎながら、地域の人々によって復活した祭りです。都会の神社で金魚をテーマにした祭りが続いている背景を知ってから訪れると、境内に並ぶ金魚や金魚みこしも少し違って見えてきます。

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