強烈な努力の碑 | 小野照崎神社 - 神社ファン

有名度

関脇

小野照崎神社

おのてるさきじんじゃ

東京都台東区下谷2-13-14

強烈な努力の碑

更新日:2026年1月22日

技芸の神社にふさわしい碑

御社殿前、庚申塚の隣にある碑は、囲碁棋士・藤沢秀行氏の顕彰碑です。1925(大正14)年生まれの藤沢秀行氏は、棋聖戦6連覇をはじめ、名人・王座・天元など数多くのタイトルを獲得し、昭和を代表する名棋士として名を残しました。七大タイトル史上最高齢での獲得記録を保持する名誉棋聖でもあり、その実績は日本囲碁界に燦然と輝きます。自ら「秀行塾(しゅうこうじゅく)」という研究会を立ち上げ、若手棋士の育成にも情熱を注ぐ一方、能書家としても活動。その破天荒な私生活や人間味あふれる振る舞いは、多くのファンに愛され続けました。
彼は「碁は酒だ、酒は碁だ」「碁をやるなら、負けても面白い碁を打て」「囲碁は芸術、勝負は博打、人生は一度きり」といった言葉を残し、勝負師でありながら自由奔放な一面をのぞかせています。
藤沢氏の逝去後、その功績と信念を後世に伝えるため、小野照崎神社(東京都台東区)に碑を建立する計画が発足しました。生前の藤沢氏は、「碁は芸である」と語っており、「芸能の神」を祀る小野照崎神社は、その精神を刻む場としてまさにふさわしい場所でした。
努力の碑
碑に刻まれている「強烈な努力」は、2009(平成21)年に亡くなった藤沢氏が病床で記したものです。傍らの丸い石板には、弟子達に向けた最後のメッセージが刻まれています。

 「碁は芸である
  碁には個性、生き方、
  その人間のすべてがあらわれる

  無限に続く芸の道は厳しいが
  ひたむきに歩むものは幸せだ

  人間を高め、力をつけよ
  自分にしか打てない碁を探求せよ

  これだけは伝えたい
  強烈な努力が必要だ
  ただの努力じゃダメだ
  強烈な、強烈な努力だ」
努力の碑に刻まれたメッセージ

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