奇縁氷人石 | 湯島天満宮 - 神社ファン

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関脇

湯島天満宮

ゆしまてんまんぐう

東京都文京区湯島3-30-1

奇縁氷人石

更新日:2025年8月9日

奇縁氷人石

奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)は、江戸時代末期において社会問題となっていた「迷子」に対応するための、いわゆる「迷子しるべの石」です。当時は現代では考えにくいほど迷子が多く、その解決策としてこの石柱が活用されました。
奇縁氷人石
石柱の右側面には「たつぬるかた」、左側面には「をしふるかた」と刻まれており、それぞれ「たつぬるかた」は迷子を探している人、「をしふるかた」は迷子に関する情報を提供する人を意味します。
迷子を探している場合には、子どもの特徴を記した紙を「たつぬるかた」の面に貼り、迷子を見つけた場合には、所在などの情報を記した紙を「をしふるかた」に貼るという使い方がされていました。
奇縁氷人石 横
このような「迷子石」「迷子しるべ石」と呼ばれる石標は、江戸後期から明治中期にかけて、全国の寺社や橋のたもとなど、人通りの多い場所に設置されました。
湯島天満宮にあるこの奇縁氷人石は、1850年(嘉永3年)に建立されたもので、当時から同宮に多くの参拝者や往来があったことを示しています。

ちなみに、同じ天満信仰を持つ北野天満宮にも、同様の「奇縁氷人石」が建立されています。

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