国の登録有形文化財の御神殿・御祭神・ご利益 | 神田明神 - 神社ファン

有名度

大関

神田明神

かんだみょうじん

東京都千代田区外神田2-16-2

😞 🙁 😐 🙂 😄

国の登録有形文化財の御神殿・御祭神・ご利益

更新日:2026年7月21日

国の登録有形文化財の御神殿

神田明神の御神殿は、徳川家康公が関ヶ原の戦いに際して戦勝祈願を行ったことで広く知られています。当時の社殿は1782年(天明2年)に江戸幕府によって造営されましたが、1923年(大正12年)の関東大震災で焼失しました。
現在の御神殿は、1934年(昭和9年)に再建されたものです。鉄骨鉄筋コンクリート造を採用しながら、外観は伝統的な「権現造」の様式を受け継ぎ、総朱漆塗の鮮やかな社殿が参拝者を迎えます。本殿・幣殿・拝殿に加え、神饌所や宝庫を一体的に配置した構造は、伝統的な神社建築と近代建築技術を融合させた昭和初期を代表する神社建築として高く評価されています。
御神殿 正面
設計は、日本近代建築界を代表する伊東忠太氏、大江新太郎氏、佐藤功一氏が担当しました。屋根や組物、極彩色の彫刻に至るまで細部に趣向が凝らされており、社殿内には徳川将軍家ゆかりの葵の御紋も見られます。江戸総鎮守として徳川家との深い関わりを今に伝える見どころの一つです。
御神殿 斜め
その歴史的・建築的価値が認められ、2003年(平成15年)には江戸開府400年を記念して国の登録有形文化財に登録されました。近代神社建築を代表する建造物として、現在も多くの参拝者や建築愛好家を魅了しています。
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見落としがちな注目ポイント

堂々とした御神殿に目を奪われがちですが、ぜひ注目したいのが屋根の上に飾られた金属製の「水鳥」です。
御神殿の水鳥
神田明神は関東大震災による火災で社殿を焼失した歴史があり、再建された御神殿には「火災から社殿を守る」という願いを込めて水鳥が配されています。一見すると屋根飾りのようにも見えますが、防火への祈りが込められた神田明神ならではの意匠です。参拝の際は正面からだけでなく、屋根の上にも目を向けると、新たな発見があるでしょう。
御神殿の水鳥の場所

御祭神・ご利益

御神殿には、一之宮に大己貴命(おおなむちのみこと)、二之宮に少彦名命(すくなひこなのみこと)、三之宮に平将門命(たいらのまさかどのみこと)の三柱がお祀りされています。
縁結びや夫婦和合、医薬健康、厄除け、開運招福など幅広いご利益で知られていますが、なかでも「商売繁昌」の神として篤い信仰を集めています。江戸時代から商人の町として栄えた神田・日本橋・秋葉原に鎮座する神社らしく、現在でも仕事始めには多くの企業や事業者が商売繁盛や社運隆昌を願って参拝し、境内は一年で最も活気に包まれる時期の一つとなっています。ビジネスの街・東京を見守る総鎮守として、今なお多くの人々の信仰を集め続けています。

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