極彩色の彫刻の拝殿と敷石の龍神 | 三峯神社 - 神社ファン

有名度

大関

三峯神社

みつみねじんじゃ

埼玉県秩父市三峰298-1

極彩色の彫刻の拝殿と敷石の龍神

更新日:2026年2月21日

極彩色の彫刻が見事

青銅鳥居をくぐった先に建つのは拝殿です。正面5間、側面3間、入母屋造の建物で、屋根は銅板で葺かれています。また正面向背1間、背面張出2間の構造で、正面から見た奥行きは浅いですが、背面は広く張り出しています。1800年の江戸時代に再建されたと伝わる貴重な建物で、2023年には県の指定有形文化財に指定されました。拝殿では、神事や祭事が行われています。
拝殿 正面
拝殿の一番の見どころと言えば、あしらわれた豪華な装飾類でしょう。本殿と同じように全体に漆が塗られており、柱は黒漆、壁面は朱塗、組物や蟇股(かえるまた)には極彩色が施されています。
拝殿の彫刻たち
唐破風の下には「司馬温公のかめ割」が彫刻されています。司馬温公が幼いころの話です。高価な水瓶の傍で友達と遊んでいた時に、一人の子供がその中に落ちてしまいました。他の子供たちはパニックになりましたが、司馬温公は冷静に状況を判断し、近くにあった石で水瓶を割り、子供を助けたという話です。命は何ものにも代えられない大切なものだということを表しています。
他にも、吉兆の象徴である七福神が優雅に遊ぶ姿や、龍や鳳凰、亀、鶴、唐獅子などの見事な彫刻を見ることが出来ます。
拝殿 司馬温公のかめ割の彫刻
掲げられた扁額は有栖川宮一品親王殿下の御染筆です。周囲が極彩色で彩られる中、シンプルな造りのこの扁額は際立って見えます。
拝殿 扁額
また殿内の格天井には、三峯山の草花が百数十種類描かれています。その姿は大変美しいと評判です。
拝殿格天井の装飾

敷石の龍神

拝殿向かって左手側にある敷石にもご注目ください。龍のような模様を見ることが出来ます。
敷石の龍神
この龍の模様は、2012年の辰年に参拝者が偶然見つけたと言われています。敷石は境内から切り出した石で作られたものですが、いつから龍の模様が浮き出ていたのかは分っていません。水をかけると、さらにはっきりとその姿を見ることができます。おめでたい兆しである瑞祥であり、この龍を携帯の待ち受け画像にするとパワーをいただけるとも言われています。

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