有名度
大関三峯神社
みつみねじんじゃ
埼玉県秩父市三峰298-1
知る人ぞ知る 二ツ宮
更新日:2026年10月19日
山の神をお祀りする古いお社
三峯神社には、古くから「二ツ宮」と呼ばれるお社が祀られています。二ツ宮は境内図にも掲載されておらず、一般的な参拝ではその存在に気づくことさえ難しいお社です。しかし、一部の参拝者からは特に重要視されており、奥宮へ登拝する前に二ツ宮へ参拝する人もいます。
二ツ宮に祀られている神様については、あまりにも古くから祀られているため、もともとどのような神様であったのか詳しいことは分かっていないと伝えられています。現在は山の神である大山祇神(おおやまつみのかみ)がお祀りされています。
興味深いのは、三峯神社には境内社が立ち並ぶ一角に、同じ大山祇神をお祀りする「大山祇神社」が別に鎮座していることです。二ツ宮はそれとは別のお社で、境内の中心部から離れた山中にひっそりと祀られています。
由緒や創建年代など詳しい歴史が分からないからこそ、古くから三峰山で祀られてきた山の神への信仰を現在に伝える、三峯神社のなかでも非常に謎の多いお社です。

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二ツ宮行き方
二ツ宮は、奥宮遥拝殿のすぐ右側から延びる細い道を50メートルほど進んだ先に鎮座しています。入口が分かりにくいのですが、遥拝殿に向かって右脇を見ると、山の斜面に沿って細い道が続いています。

また、二ツ宮の周囲も安全な場所ではありません。鳥居の後方も崖となっていますので、参拝や写真撮影の際に不用意に後ろへ下がらないよう十分注意してください。
二ツ宮へは、奥宮へ向かう登山道から訪れることもできます。そのため、奥宮登拝の途中に二ツ宮へ立ち寄り、山の神に挨拶してから奥宮を目指す参拝者もいます。

神事を務めるのは、その年の干支に当たる神社職員です。「年男」として二ツ宮の神事を行い、その年の正月行事や節分の行事も担当します。
境内図にも載らず、創建年代や詳しい由緒も分かっていない二ツ宮。それでも現在まで山中にお社が守られ、毎年神事が行われています。
三峯神社を訪れても、その存在を知らなければまず足を運ぶことのない場所です。だからこそ、華やかな社殿や御眷属信仰とはまた異なる、三峰山に古くから伝わる山の神への信仰を感じられる貴重なお社といえるでしょう。
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