鉄灯篭・狛犬・石灯篭 | 蒲生神社 - 神社ファン

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蒲生神社

がもうじんじゃ

栃木県宇都宮市塙田5丁目1-19

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鉄灯篭・狛犬・石灯篭

更新日:2026年8月17日

昭和初期に設けられた鉄灯籠

蒲生神社の社殿へ向かうと、木製鳥居の手前に一対の鉄灯籠が安置されています。長い年月を経て全体が赤褐色に錆び、その姿からも奉納されてから重ねてきた年月を感じられる灯籠です。
鉄灯篭
鉄灯籠が設けられたのは1934年(昭和9年)。一見すると重厚で素朴な印象ですが、近くで見ると細部にはさまざまな装飾が施されています。灯明を入れる火袋には透かし模様が入り、その下にある中台には獅子を思わせる意匠が確認できます。鉄という素材の力強さと細かな装飾をあわせ持っているのが特徴です。
鉄灯篭 彫刻
参拝の際にはそのまま鳥居をくぐってしまいそうな場所ですが、社殿へ進む前に足を止め、火袋や中台の意匠にも注目したいところです。
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毬と子獅子が特徴的な狛犬

木製鳥居をくぐってすぐの場所で参拝者を迎えるのが、一対の狛犬です。1937年(昭和12年)に奉納されたもので、左右それぞれ異なる造形が見どころとなっています。
吽形狛犬
左側の狛犬は前足で毬を押さえています。一方、右側には子獅子が配され、さらにその子獅子が毬をくわえているという凝った造形です。親獅子だけでなく、その足元にいる子獅子まで細かく作り込まれています。
阿形狛犬
狛犬では毬や子獅子を組み合わせた姿が見られますが、蒲生神社では子獅子と毬が一体となった造形が印象的です。正面から表情を見るだけでなく、足元までじっくり眺めてみると細部まで楽しめます。

狛犬の後ろに立つ石灯籠

狛犬の後ろには、一対の石灯籠が立っています。こちらは鉄灯籠と同じ1934年(昭和9年)に設けられたものです。
石灯篭
社殿へ向かって進むと、まず鉄灯籠があり、その先の木製鳥居をくぐると狛犬、さらにその後ろに石灯籠が並びます。鉄灯籠と石灯籠が1934年(昭和9年)、狛犬がその3年後の1937年(昭和12年)に奉納されており、現在の社殿前を形づくる奉納物が昭和初期の近い時期に整えられたことが分かります。

蒲生神社は1913年(大正2年)に創建された比較的新しい神社ですが、これらの灯籠や狛犬は創建後の境内が整えられていった時代を現在に伝える存在でもあります。社殿へ参拝する途中に自然と通り過ぎる場所だからこそ、一つひとつの奉納年代や意匠にも注目してみたい見どころです。

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