宝物殿・あじさい神苑・相撲場 | 大宝八幡宮 - 神社ファン

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大宝八幡宮

たいほうはちまんぐう

茨城県下妻市大宝667番地

宝物殿・あじさい神苑・相撲場

更新日:2026年2月12日

宝物殿

大寶八幡宮の宝物殿は、同宮に伝わる多くの文化財や宝物を保存・展示する施設で、大寶八幡宮や周辺地域の歴史を今に伝えています。神社に伝わる宝物や古い史料を通して、当地の信仰と文化の歩みを知ることができます。
宝物殿には数多くの資料が納められていますが、特に見逃せない見どころは三つあります。一つ目は、1573年(天正元年)に奉納された初代の鐘楼である「銅鐘」。二つ目は、11世紀頃に鋳造されたと考えられている「瑞花雙鳥八陵鏡(ずいかそうちょうはちりょうきょう)」。三つ目は、江戸時代に大宝沼から発見された、古墳時代後期のものと考えられる「丸木舟」です。これら三点はいずれも茨城県指定文化財となっています。
そのほかにも、徳川家から下賜された朱印状とそれを収めた桐箱、古文書や書物、古代の土器、戦国時代の兜などが展示されており、大寶八幡宮が長い歴史の中で厚い崇敬を受けてきたことを物語っています。
宝物殿の拝観は有料となっており、神職に申し出ることで拝観することができます。実物の文化財を通じて、大寶八幡宮の歴史と信仰の重層性をより深く感じられる場所です。
宝物殿

あじさい神苑

大寶八幡宮の御本殿右手には、国指定文化財である大宝城跡の土塁保全を目的に整備された「あじさい神苑」が広がっています。南北朝時代の遺構である大宝城跡の土塁を守るために植栽されたことが始まりで、現在では境内北側の斜面を中心に、約300種・約4,000株のあじさいが植えられています。
苑内では、土塁の上や下、斜面の下から見上げる位置、高台から見下ろす位置など、場所ごとに異なる表情のあじさいを楽しむことができます。自然交配や土壌の酸性度によって花色が年ごとに微妙に変化する点も見どころの一つです。あじさいの見頃は主に6月上旬から7月上旬にかけてで、初夏の境内を彩ります。神苑は境内の一部として24時間入苑可能で、開花の時期には自由に散策することができます。
あじさいの開花に合わせ、例年6月下旬から7月上旬にかけて「あじさい祭」が行われます。祭りは6月下旬の日曜日を中心に約2週間開催され、野点(抹茶と和菓子のふるまい)、草花の無料抽選会、奉納演武などの催しが行われ、境内は初夏の風物詩として賑わいます。
このように、あじさい神苑は、大宝八幡宮の歴史的景観と調和しながら整備された花の名所で、梅雨の時期ならではの風景と城跡の歴史を同時に楽しめるスポットとなっています。
あじさい神苑

相撲場

大寶八幡宮の相撲場は、御創建壱千参百年祭を記念して境内に整備された、本格的な土俵です。土俵の大きさは両国国技館と同寸で、土も同様に筑波山の土が使用されている点が特徴となっています。
この相撲場では、毎年6月中旬ごろになると恒例行事として、高砂部屋および錦戸部屋の力士による稽古合宿が行われます。合宿は3泊4日で実施される年もあり、力士たちの迫力ある稽古風景を間近で見ることができます。一般の参拝者も立ち見で見学できるとされています。
また、年間行事案内では「高砂部屋合宿稽古」として紹介されており、会員向けの観覧席が設けられるほか、稽古後にはちゃんこの振る舞いが行われることもあります。
このように大寶八幡宮の相撲場は、単なる土俵ではなく、御創建記念事業として整備された設備を舞台に、毎年恒例の稽古合宿が行われる、境内でも特徴的な施設の一つです。
相撲場

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