八朔祭 | 大洗磯前神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大洗磯前神社

おおあらいいそさきじんじゃ

茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890番地

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八朔祭

更新日:2026年10月20日

夏の終わりを告げる大洗の祭り

八朔祭は、大洗磯前神社を代表する祭りのひとつです。毎年8月25日には例祭が執り行われ、四海平穏と五穀豊穣、氏子や崇敬者の安泰を祈ります。
「八朔」とは「八月朔日」、つまり8月1日のことです。もとは旧暦8月1日に行われていた祭りですが、現在は8月25日を例祭日として八朔祭の神事が受け継がれています。
八朔祭には、大洗磯前神社の御祭神・大己貴命と鹿島・香取の神々にまつわる伝承も残されています。
国譲り神話では、鹿島神宮の武甕槌命と香取神宮の経津主命が大己貴命に国譲りを迫ります。大洗に伝わる八朔祭では、この神話にちなんで鹿島神宮から神職や総代が大洗へ参向する行事が行われていました。
一行は矛と盾を奉じて騎馬で大洗へ向かい、曲松へ到着すると「平太夫」と呼ばれる神官が張られた注連縄を剣で断ち切りました。
切れた注連縄は、その年の豊凶を占うものでもありました。海側が長く残れば大漁、山側が長ければ豊作になるとされ、人々はその結果から一年の実りを占ったと伝えられています。
一行はその後も馬で大洗磯前神社へ向かい、神殿北側の壇上で神事を執り行いました。鹿島・香取と大洗の神々を国譲り神話によって結びつけた、八朔祭ならではの祭祀でした。この鹿島神宮からの参向は現在では行われていませんが、8月25日の例祭として八朔祭の神事が受け継がれています。
大洗磯前神社 八朔祭の様子イメージ

町全体がにぎわう大洗八朔祭

現在の八朔祭は、大洗磯前神社で行われる神事だけでなく、大洗の町を舞台とした大規模な祭りとして親しまれています。
商店街を中心とする祭りでは、山車の巡行や神輿渡御、磯節踊りなどが行われ、通りには多くの模擬店が並びます。
祭りのなかでも大洗らしい光景のひとつが、キツネやひょっとこ、おかめなどの面をつけた人々による踊りです。夕暮れが近づくと、お囃子の音とともに町の雰囲気も昼間とは変わり、山車や神輿とともに祭りを盛り上げます。
かつて鹿島神宮から神職たちが馬で大洗を目指した祭祀は姿を変えましたが、八朔祭そのものは現在も大洗の夏を代表する祭りとして受け継がれています。
なお、神事は毎年8月25日に行われますが、商店街イベントの開催日は年によって異なります。2026年(令和8年)は8月23日に商店街イベント、8月25日に大洗磯前神社で神事が行われました。最新の日程は開催年の案内を確認してください。

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