イボガミサマ | 鹽竈神社 - 神社ファン

有名度

関脇

鹽竈神社

しおがまじんじゃ

宮城県塩竈市一森山1-1

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イボガミサマ

更新日:2026年8月14日

イボガミサマ

別宮本殿と志波彦神社の間には、「イボガミサマ」と呼ばれるクヌギの巨木があります。別宮本殿裏の石垣にもたれかかるように斜めに伸びる木で、樹齢は約400年と伝えられています。
太い幹が大きく傾きながら伸びる姿は独特で、長い年月を感じさせる古木です。この木には古くからイボを取るという信仰があり、鹽竈神社に伝わる素朴な民間信仰のひとつとして現在まで受け継がれています。
イボガミサマ
イボガミサマの根元には水が湧き出ており、この湧水を割りばしですくってイボにつけると、イボが取れると伝えられています。水を手ですくうのではなく、割りばしを使うところも特徴的です。
さらに珍しいのが、願いがかなった後のお礼参りです。イボが取れた際には、使用した割りばしの倍の本数をお礼として奉納するという「倍返し」のしきたりがあります。
賽銭箱とイボガミサマ
クヌギの隣には割りばしを納めるための奉納箱が設けられています。箱には数多くの割りばしが納められており、イボガミサマへの信仰が現在まで続いていることを実際に目にすることができます。
石垣にもたれ掛かるイボガミサマ
壮麗な社殿が建ち並ぶ鹽竈神社の境内にありながら、巨木と根元から湧き出す水を信仰の対象とするイボガミサマは、どこか素朴な雰囲気を残しています。樹齢約400年と伝わる古木の姿だけでなく、湧水をイボにつけ、願いがかなえば割りばしを倍にして返すという珍しい風習にも注目したい見どころです。

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