有名度
関脇鹽竈神社
しおがまじんじゃ
宮城県塩竈市一森山1-1
表参道の石段・石鳥居
更新日:2026年8月14日
表参道
鹽竈神社の正面に延びる表参道は、表坂や男坂とも呼ばれています。石鳥居をくぐった先には202段の石段が一直線に続き、杉木立に囲まれた急な坂を上って境内へ向かいます。


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表参道の石鳥居
表参道の入口に立つ石鳥居は、寛文3年(1663)、仙台藩4代藩主・伊達綱村によって建立されました。当時の綱村はまだ幼少で、「亀千代」と称していた時代にあたります。

江戸時代初期の姿を伝える貴重な建造物であり、平成14年(2002)には鹽竈神社の社殿群などとともに国の重要文化財に指定されました。202段の石段と一体となった景観は、鹽竈神社の正面を象徴する見どころのひとつです。
伊達綱村と塩竈
伊達家は代々鹽竈神社を篤く崇敬し、歴代藩主によって社殿の造営や修復が行われてきました。石鳥居を建立した伊達綱村も鹽竈神社を手厚く保護した藩主のひとりです。綱村は神社だけでなく、衰退していた塩竈の町の振興にも力を注ぎました。仙台城下へ直接物資を運ぶ御舟入堀の開削などによって塩竈へ入港する船が減少すると、貞享2年(1685)に塩竈を保護するための「貞享特令」を発布します。
特令では、仙台藩領へ入る船荷を塩竈港で荷揚げさせることなど、塩竈を優遇する複数の施策が定められました。これによって港町としての塩竈は再び活気を取り戻したとされ、綱村は「塩竈の恩人」とも呼ばれています。表参道の石鳥居は、鹽竈神社への崇敬とともに、塩竈の町と伊達家との深い結びつきを現在に伝える存在でもあります。
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