鹽竈神社と志波彦神社 | 鹽竈神社 - 神社ファン

有名度

関脇

鹽竈神社

しおがまじんじゃ

宮城県塩竈市一森山1-1

😞 🙁 😐 🙂 😄

鹽竈神社と志波彦神社

更新日:2026年8月14日

同一境内の鹽竈神社と志波彦神社

陸奥国一之宮として崇敬される鹽竈神社と、『延喜式』に名神大社として記載される志波彦神社は、一森山の同じ境内に鎮座しています。現在は2社をあわせて参拝できますが、古くからこの場所に鎮座していたのは鹽竈神社で、志波彦神社が現在地へ移ったのは昭和時代に入ってからです。
志波彦神社は、もとは現在の仙台市宮城野区岩切に鎮座していました。明治4年(1871)に国幣中社へ列格すると、それにふさわしい社殿を造営することとなり、明治7年(1874)12月24日、鹽竈神社の別宮本殿へ一時的に遷座しました。その後、現在地に新たな社殿を造営する計画が進められ、昭和9年(1934)に工事が開始されます。昭和13年(1938)に社殿が完成すると同年9月に遷座し、現在のように鹽竈神社と志波彦神社の2社が同じ境内に並んで鎮座する形となりました。
鹽竈神社と志波彦神社の扁額
境内では、両社の社殿がそれぞれ異なる趣を見せています。志波彦神社の社殿は朱黒の漆塗りを基調として鮮やかな彩色が施されており、落ち着いた色調の鹽竈神社の社殿とは対照的です。志波彦神社からは塩竈市街や松島湾を望むこともでき、景観も見どころのひとつとなっています。
鹽竈神社・志波彦神社へ向かう参道には、表参道、東参道、七曲坂の3つがあります。正面から境内へ向かう表参道には202段の石段が一直線に続き、3つのなかでも特に勾配のきつい参道です。一方の東参道は比較的勾配が緩やかで、石畳の道を歩きながら境内へ向かうことができます。
鹽竈神社・志波彦神社 境内の桜
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もうひとつの七曲坂は、その名の通り幾度も曲がりながら一森山を上る坂道です。鹽竈神社へ続く最古の参道と伝えられており、かつて鹽土老翁神が通った道ともいわれています。それぞれに異なる特徴があるため、参拝時には体力や体調に合わせて参道を選ぶとよいでしょう。
志波彦神社前の紅葉
約30ヘクタールに及ぶ広大な境内は緑に包まれ、およそ500種の植物が生育しています。春には国の天然記念物に指定されている鹽竈ザクラをはじめ、多くの桜が境内を彩ります。鹽竈ザクラは八重咲きの大輪をつける遅咲きの桜で、鹽竈神社を代表する植物のひとつです。秋になると境内の木々が色づき、紅葉を楽しみながら参拝できます。
歴史も性格も異なる2つの神社を一度に参拝できることに加え、趣の異なる社殿、3つの参道、四季折々の自然を楽しめることも、鹽竈神社・志波彦神社ならではの魅力です。

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