唐門(向唐門) | 竹駒神社 - 神社ファン

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竹駒神社

たけこまじんじゃ

宮城県岩沼市稲荷町1-1

唐門(向唐門)

更新日:2026年5月11日

唐門・向唐門

竹駒神社の唐門(向唐門)は、社殿の直前に建つ門で、神域の最も内側へ入るための結界となる重要な建築です。
竹駒神社 唐門(向唐門)
この門は天保13年(1842年)、神社創建千年を記念して建立されたもので、総けやき造りの四脚門です。屋根は向唐破風形式の銅板葺きで、屋根重量は約40トンとされ、宮城県内でも最大級の規模を誇る唐門として知られています。
建物は木造平屋建で、三手先斗栱を用いた精巧な構造を持ち、規模は約29平方メートルです。壁面には雲龍、欄間には波などの細やかな彫刻が施され、重厚さと華やかさをあわせ持つ意匠となっています。正面には太政大臣・三条実美筆と伝わる「鳳翔」の扁額が掲げられています。
竹駒神社 唐門(向唐門) 扁額と彫刻
長い年月の中で建物にはゆがみや軒垂れが生じたため、解体修理が行われました。基礎補強や鉄骨支柱による耐震補強、屋根の軒垂れの補修・補強、銅板の葺き替えなどが実施され、2008年末に工事が完了しています。
また、この唐門(向唐門)は2019年(平成31年)に宮城県指定有形文化財に指定されており、江戸時代後期の神社建築の完成度の高さを今に伝える貴重な遺構です。現在も竹駒神社の景観を代表する建築として重要な役割を担っています。

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