御社殿・御祭神・ご利益 | 盛岡八幡宮 - 神社ファン

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小結

盛岡八幡宮

もりおかはちまんぐう

岩手県盛岡市八幡町13-1

御社殿・御祭神・ご利益

更新日:2026年1月2日

拝殿・本殿

盛岡八幡宮は、江戸時代初期の延宝8年(1680年)に、第29代南部重信公によって建立されました。八幡大神を祀る社として、城下町盛岡の総鎮守の役割を担い、長く地域の信仰を集めてきました。明治17年(1884年)の盛岡大火をはじめ、度重なる災害によって社殿は幾度も焼失・損壊しましたが、その都度、地域の崇敬を背景に再建が続けられてきました。現在の社殿群は、平成9年(1997年)12月に「新八幡宮」として整えられたものです。
参道上の御社殿
現在の御社殿は、本殿と拝殿を中心に構成されています。1997年の再建にあたっては、現代の名工として知られる宮大工・菊池恭二氏が手がけ、朱塗りの建物に色鮮やかな彫刻が随所に施されています。比較的新しい社殿でありながら、格式と存在感を備えた大社殿として、盛岡の象徴的な景観を形づくっています。
拝殿
拝殿正面の扉は24時間開放されており、参拝者がいつでも神前に向かえるよう配慮されています。拝殿内外の彫刻装飾には、岩手県の県花である桐の花が随所に用いられており、地域性を感じさせる意匠となっています。拝殿入口に掲げられている扁額は旧拝殿から引き継がれたもので、新しい社殿の中に歴史が受け継がれていることが分かります。
拝殿の絵馬
拝殿の内部にも外部と同様に彫刻が施されており、その中には八幡大神の眷属とされる鳩が鎮座しています。鳩は2体1対で、右が阿形、左が吽形となっており、拝殿内部の見どころの一つです。
拝殿前
盛岡八幡宮では、拝殿内部の参拝者側の空間を「下拝殿」と呼び、奥に続く神域と明確に区別しています。下拝殿は、参拝者が祝詞を聞き、巫女舞や神楽奉納などを拝観する場であり、神事と参拝者をつなぐ役割を担っています。この空間では、雅楽に合わせた巫女の舞や各種奉納行事が行われ、祭礼文化を間近に感じることができます。単なる通過点ではなく、神事の臨場感を体感できる場所である点が、盛岡八幡宮の拝殿構成の大きな特徴です。
御社殿 斜め
下拝殿のさらに奥、高い位置に据えられているのが本殿です。盛岡八幡宮では、この本殿を「上拝殿」とも呼び、参拝者が立ち入る拝殿空間とは明確に区別された、神さまが鎮まる最も神聖な場所として位置づけています。本殿には一般の参拝者が直接入ることはできず、祭祀の際に神職のみが奉仕のために立ち入ります。月次祭をはじめとする重要な神事は、この本殿を中心に執り行われており、現在の盛岡八幡宮における祭祀の中核となっています。

御祭神・ご利益

御祭神は、第十五代応神天皇である品陀和気命(ほんだわけのみこと)です。盛岡の総鎮守として、広く崇敬されています。
御祭神の品陀和気命は、人間生活の根源の神、武運の神です。農業・工業・商業・学問・衣食住など、幅広いご利益をいただけますが、そのなかでも勝負運や開運・厄除のご利益がよく知られています。
また境内には多くの境内社があり、それぞれの神様からご利益をいただけます。
御社殿 正面

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