和霊系
われい
- 神社(分霊)
神社系統ランキング180位(8社)
系統説明
愛媛県宇和島市の和霊神社を総本宮とする神社の系統。
祭神である山家公頼の死後に変死、自然災害が続き、これらは公頼の怨霊の祟りによるものとされ、怨霊を鎮める御霊信仰によって創建された神社とされる。
社名は「御霊を和ます」の意とされ、和霊さまの通称でも呼ばれる。
祭神
祭神は山家公頼。
伊達家の家臣として伊達政宗の信頼も厚く、政宗の庶長子・秀宗が宇和島藩に封じられた際には民政、財政担当の藩惣奉行に抜擢し秀宗に付き従わせた。
藩主を補佐し藩政の刷新に努め、生き神と称されるほど領民にも慕われたが、その手腕を疎ましく思う反対派の陰謀により無念の死を遂げた。
系統分布
和霊系は多くが愛媛県でみられる系統。主な同系統の神社名は「和霊」などがある。
和霊系の神社は四国、九州、中国地方に分布するが半数以上は愛媛県にあり、山家公頼とゆかりのある仙台市にも2社がみられる。
信仰は四国巡礼や海上交通の発達、和霊さまの伝承を演じた人形芝居などによって広がったと考えられ、多くは屋敷神として勧請されたという。また江戸中・後期に起きた自然災害により、流行神として伊予国(愛媛県)のある四国から瀬戸内海沿岸かけて信仰が拡大したといわれる。
和霊騒動
宇和島市の和霊神社に山家公頼が祭神としてまつられる契機となった事件は「和霊騒動」と呼ばれ伝えられている。
公頼は初代宇和島藩主となった伊達秀宗に随従し、惣奉行として藩財政などの立て直しに尽力した。しかし資金繰りの方法をめぐって藩内は紛糾し、一部の家臣との対立を招いたとされる。元和6年夜半、山家邸を襲撃した数人の刺客によって公頼と長男を除く男子、娘婿らは暗殺された。この暗殺事件については不明な部分が多いが、仙台藩に残されている文書から、藩主伊達秀宗の密命による「上意討ち」と現在はみられている。
公頼の死後、政敵の変死や天変地異が相次いだ。暗殺事件に深く関わったとみられる桜田玄蕃の死に始まり、藩主秀宗は病に伏し、秀宗の長男、次男の早世、宇和島藩江戸藩邸では落雷により死者が出た。さらに大地震や大旱魃など自然災害が続出し、これらは公頼の怨霊の祟りと恐れられ、その御霊を鎮めるため社にまつられるようになった。
瀬戸内海を中心とした地域では、和霊大祭の夜は蚊帳をつらずに寝る「カヤマチ」と呼ばれる風習がある。この風習は公頼が夜寝る時につっていた蚊帳を落とされ、そのために凶刃から逃れられなかったとの伝承によるといわれ、蚊帳が一般的に使われていた時代には各家庭で行われていた風習とされる。
主なご利益
- 産業発展繁栄
- 家内安全
- 商売繁盛
和霊系は産業発展繁栄、家内安全や商売繁盛などのご利益がある。
総本社
-
愛媛県宇和島市丸ノ内一丁目4-3
主な祭神山家清兵衛公頼
主な神社系統和霊系
- 仕事
- 家庭
同系統の主な神社
-
愛媛県宇和島市和霊町1451番
主な祭神山家清兵衛公頼命
主な神社系統和霊系
- 仕事
- 家庭
-
兵庫県洲本市新村字堂ノ本284番
主な祭神和霊大神
主な神社系統和霊系
- 仕事
- 家庭
-
岡山県総社市岡谷981
主な祭神山家公頼
主な神社系統和霊系
- 仕事
- 家庭
-
愛媛県今治市玉川町字法界寺字桑坂甲205番
主な祭神山家清兵衛公頼公
主な神社系統和霊系
- 安全
- 仕事
- 家庭
-
愛媛県松山市安城寺町1294番
主な祭神金山彦命 山家清兵衛公頼
主な神社系統金山系 和霊系
- 安全
