仁井田系
にいだ
- 神社(共通)
神社系統ランキング105位(23社)
系統説明
高知県高岡郡四万十町の高岡神社を総本宮とする系統。
社殿が5社並んで建っていることから、古くは仁井田五社または仁井田明神と呼ばれた。これら5社を総称し現在では高岡神社と呼び、地元では「五社さん」の通称でも呼ばれる。
縁起を記した「仁井田之社鎮座伝記」によれば、伊予(愛媛県)の河野氏の流れを汲む小千(越知)玉澄が土佐に移り住み、祖神をまつる土地を探していたところ、仁井という地主神に出会い協力して土地を開き祖神をまつり、仁井田大明神としてこの地の総鎮守としたという。
後代、空海(弘法大師)が四国巡錫の際、神宮寺であった福円満寺を訪れ、増建して神社を5社に分社し5社5寺からなる福円満寺を建立した。5社は五社大明神として、境内には神宮寺が建つ神仏習合の来歴をもつ。
祭神
祭神は
東大宮(一の宮):大日本根子彦太迩尊=不動明王
今大神宮(二の宮):磯城細姫命=観世音菩薩
中ノ宮(三の宮):大山祇命・吉備彦狭嶋命=阿弥陀如来
今宮(四の宮):伊予二名洲小千命=薬師如来
森ノ宮(五の宮・聖宮):伊予天狭貫尊=地蔵菩薩
の5柱で、高岡神社の5社殿にはそれぞれの本地仏が安置されている。神社によっては5柱全てをまつるのではなく、1柱のみや5柱を仁井田神と総称してまつることもある。
系統分布
仁井田系は高知県にのみみられる系統。主な同系統の神社名は「仁井田」「高岡」などがある。
鎮座地のある四万十川上流域の仁井田庄は、戦国時代「仁井田五人衆」と呼ばれる有力国人が支配しており、東大宮は本在家城主・東氏、今大神宮は影山城主・西氏、中ノ宮は茂串山城・窪川氏、今宮は中江城主・西原氏、森ノ宮は志和城主・志和氏がそれぞれ氏族の武神として崇敬していたとされる。
主なご利益
仁井田系は5柱が祭神としてまつられており、同系統でも神社によって祭神が異なることから、共通したご利益は不明とされる。
総本社
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高知県高岡郡四万十町仕出原100
主な祭神大日本根子彦太迩尊(東大宮) 磯城細姫命(今大神宮) 大山祇命(中ノ宮) 吉備彦狭嶋命(中ノ宮) 伊予二名洲小千命(今宮) 伊予天狭貫尊(森ノ宮)
主な神社系統仁井田系
- 安全
- 仕事
同系統の主な神社
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高知県長岡郡本山町北山字宮ノ谷260番
主な祭神大地主命 罔象女命 新田義貞
主な神社系統仁井田系 新田系
- 家庭
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高知県幡多郡三原村狼内1329番
主な祭神木花咲耶比売神 素盞嗚男命 埴安姫神 椿姫霊 藤姫霊 大山祇神
主な神社系統仁井田系
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高知県長岡郡本山町上関甲120番
主な祭神大地主神 罔象女神
主な神社系統仁井田系
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高知県高岡郡佐川町黒原356番
主な祭神稲倉魂命
主な神社系統仁井田系
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高知県南国市上倉632番
主な祭神大日本根子彦太瓊尊 磯城細姫命 大山祇命 吉備彦狭島命 伊予二名州小千命 伊予島天狭貫命
主な神社系統仁井田系
