大神系
おおみわ
- 神社(分霊)
神社系統ランキング49位(126社)
系統説明
奈良県桜井市の大神神社を総本宮とする系統。中世以降は神仏習合の色が強くなり、三輪明神とも呼ばれるようになった。
祭神
祭神は大物主神。大物主神は大国主神の和魂(幸魂奇魂)であるとされ、同神とする説もある。
大神神社の大物主神は、日本書紀にみえる倭迹迹日百襲姫命の説話では蛇の姿をとり、崇神天皇の時代に疫病が流行し国が乱れた際、その原因として天皇の夢に現れ神託を下すなど様々な性格をみせる。
系統分布
大神系は数多くはないものの全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「三輪」「美和」「大神」がある。
大物主神をまつる神社は金毘羅系がよく知られるが、金毘羅系以外では大神系の神社であることが多い。
関連する系統
大神神社建立の逸話
大神神社の御祭神である大物主神は記紀神話において、大国主神と共に国造りを行っていた少彦名命が常世国に去った後、大国主神の前に現れ協力して国造りを完成させたと記される。大神神社の神体山である三輪山に鎮まったとされ、大神神社では現在も本殿をもたずに三輪山を直接拝する原始信仰の形をとる。
崇神天皇の時代に起きた疫病の流行の際には、天皇の夢に大物主神が現れ、疫病を起こしているのは自分であり、子の(あるいは子孫)の大田田根子に自分をまつらせれば疫病は収まると告げる。そこで大田田根子を探しだし祭主として大物主神をまつらせたところ、災いは去り国は安定したとされ、大田田根子は大神神社の初代神主となった。
古事記には大田田根子が神の子孫であると知った理由として、大物主神の妻・活玉依毘売が子を宿し、それまで知らなかった夫の正体が神であったことを知る物語が記されている。また日本書紀では、妻の倭迹迹日百襲姫命の求めに応じ蛇の姿を現すが、驚いた妻に恥をかかされたとして大物主神は三輪山へ去り、悔いて座り込んだ倭迹迹日百襲姫命は陰部を箸で突いて死んでしまう。これらは三輪山にまつわる神婚説話の「三輪山伝説」として広く知られている。
主なご利益
- 疫病除け
- 病気平癒
- 商売繁盛
大神系の祭神である大物主神は、大国主神に協力して国造りを完成させた神であり、生活全般に広くご利益がある。大神神社の由緒には疫病を鎮めるためにまつられたとあり、疫病除けや病気平癒のご利益もある。
また一説には大物主神は蛇神であるとの逸話があり、蛇神は水神、雷神の性格を合わせもつことから豊穣をもたらす神としても信仰される。豊穣は富を持つことにつながり、そこから商売繁盛のご利益があるとされている。
総本社
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奈良県桜井市三輪1422
主な祭神大物主大神
主な神社系統大神系
- 安全
- 健康
- 仕事
- 厄除・開運
同系統の主な神社
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石川県金沢市本多町3丁目1-30
主な祭神大物主大神(大国主大神) 大山咋大神(山王) 菊理媛大神(白頭山の神) 天照皇大神 天兒屋根大神(春日大社の一柱) 市杵島姫大神(厳島の神) 誉田別大神(八幡の神)
主な神社系統大神系 日吉・山王系 白山系 伊勢・神明系 春日系 宗像・厳島系 八幡系
- 恋愛
- 家庭
- 厄除・開運
- 子供
- その他
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山梨県南アルプス市下宮地五六三
主な祭神大物主命
主な神社系統大神系
- 健康
- 仕事
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栃木県那須郡那珂川町三輪726
主な祭神大物主命
主な神社系統大神系
- 健康
- 仕事
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群馬県桐生市宮本町2丁目1番1号
主な祭神大物主櫛甕玉命
主な神社系統大神系
- 健康
- 仕事
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埼玉県吉川市三輪野江1371
主な祭神大己貴尊
主な神社系統大神系
- 健康
- 仕事
