ホデリ
ほでり
- 神話・伝説
- 男神・男性

萩野由之(少年日本歴史読本)
祭神ランキング405位
ホデリとは?
ホデリは古事記に登場する男神である。火照と表記し、一般的には海幸彦の名で知られている。ニニギを父に、コノハナノサクヤビメを母に持つ神で、燃えさかる産屋の中から生まれたことから火の神としての神格を持っている。同じく生まれた兄弟神に火須勢理命と火遠理命がいる。しかし、日本書紀ではホデリと火闌降命を同一のものと捉えており、三人兄弟ではなく二人兄弟であるとしている。また、火闌降命は隼人の祖であるとも記されている。一方、古事記では火須勢理命の事績はホデリのものとして書かれ、火須勢理命は名前だけ登場する神となっている。ホデリの逸話といて名高いのは海幸彦と山幸彦の話である。漁を得意とするホデリはある日弟の火遠理命から互いの仕事道具を交換したいと頼まれ、大切にしていた釣り針を貸し出す。ところが火遠理命は海でそれをなくしてしまい、ホデリの怒りを買ったことで海神の宮殿まではるばる探しに行くことになった。無事に釣り針を取り戻した火遠理命は、海神から呪いの道具をもらい、ホデリに復讐を果たしたという物語である。これらのことから、ホデリのご利益は悪霊退散、家内安全などとされている。 ホデリは潮獄神社(宮崎県日南市)などで祀られている。
出典文献
古事記
ご神徳
別称・異称
火照命ほでりのみこと
古事記
海佐知毘古うみさちひこ
古事記
関連する神様
祀られている主な神社
市房山神宮
(熊本県水上村湯前2017)
野間神社
(鹿児島県南さつま市笠沙町片浦4108)
若之宮浅間神社
(静岡県富士宮市元城町32-28)
綱代神社
(愛媛県松山市大浦623番)
老神神社
(熊本県人吉市老神町22番)
