木霊
こだま
- 神話・伝説
- 精霊

鳥山石燕(画図百鬼夜行 パブリック・ドメイン)
祭神ランキング1527位
木霊とは?
木霊は延喜式などに登場する木の精霊。木魂、谺、古多万とも表記され、古くはこたまと呼ばれた。樹木には精霊が宿ると信じられ、神の依代とされるなど自然崇拝の一つとして広く信仰された。神聖視された樹木は、傷つけたり切り倒したりすれば災いを招き、供物を捧げれば恩恵を受けられると考えられた。また「源氏物語」や「徒然草」などには、狐や天狗と同様に人に怪異をなす存在とする記述も見える。山で音が反響することをこだまと呼ぶのは、精霊が答えを返しているとの言い伝えによる。ご利益は山林業守護、材木業守護などがある。 木霊を現在祭神とする神社は不明だが、樟本神社(大阪府八尾市・三座)の祭神は木霊だったともいわれ、明治初頭に刊行された神社覈録には祭神として木霊が記されている。また林業の盛んな地域では社名に冠する神社が見られ、祭神は山の神や伐採、植林の神がまつられることが多い。
ご神徳
山林業守護 材木業守護
関連する神様
祀られている主な神社
木和原神社
(大分県竹田市大字城原669番)
