ククノチ
くくのち
- 神話・伝説
- 不明

祭神ランキング93位
ククノチとは?
ククノチは記紀神話などに登場する木の神。古事記では久久能智神、日本書紀では句句廼馳と表記される。伊邪那岐と伊邪那美の子で、神生みによって生まれた「三十五神」の一柱。志那都比古神(風の神)、大山津見神(山の神)、鹿屋野比売神(野の神)と共に生まれている。神名のククは茎を意味し、チは精霊や神秘的な力のあるものへの尊称を表しているとし、木の守護神とされている。日本書紀においては山・川・海の神の次に生まれたとされ、木の神・ククノチの次に野の神が生まれたと記されている。宮中祭儀の大殿祭でまつられる屋船久久遅命はククノチと同一の神との説がある。家屋の神であり、住居の木材の神格化、山の神をまつるための心御柱《しんのみはしら》に宿る神の屋船久久遅命は、木を司る神・ククノチを柱に移してまつったものであると考えられている。ご利益は、国土開発や山林業守護、材木業守護など。 ククノチを祭神とする神社は公智神社(兵庫県西宮市)を始めとして各地に見られる。林業や土木開発が盛んに行われた地域では、そこで従事する人々によって信仰されてきた。樽前山神社(北海道苫小牧市)では、明治天皇の勅命により大山祇神、草祖草野姫と共にまつられている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
延喜式
神格
ご神徳
別称・異称
久久能智神くくのちのかみ
古事記
句句廼馳くくのち
日本書紀
句句迺馳神くくのちのかみ
先代旧事本紀
屋船久久遅命やふねくくのちのみこと
延喜式
久久廼智神くくのちのかみ
その他
久久能知神くくのちのかみ
その他
久久野智命くくのちのみこと
その他
句句廼智神くくのちのかみ
その他
句句廼突命くくのちのみこと
その他
句句廼遅命くくのちのみこと
その他
句句廼馳命くくのちのみこと
その他
句句能智命くくのちのみこと
その他
屋船句久智命やふねくくのちのみこと
その他
神様グループ
祀られている主な神社
沖田神社
(岡山県中区沖元411)
嶽六所神社
(秋田県大仙市神宮寺字落貝7)
稲荷神社
(千葉県中央区稲荷町二丁目8番13号)
蒲原神社
(新潟県中央区長嶺町3番18号)
天日陰比咩神社
(石川県中能登町二宮子6)
