大彦命
おおひこのみこと
- 神話・伝説
- 男神・男性

国文学研究資料館(日本百将伝 - 歌川国芳 CC BY-SA 4.0)

萩野由之(少年日本歴史読本)
祭神ランキング148位
大彦命とは?
大彦命は記紀に登場する男神。日本書紀では大彦命、古事記では大毘古命と表記されている。第8代孝元天皇の第一皇子であり、母親は鬱色謎命。第9代開花天皇の実兄に当たる。第10代崇神天皇の代に北陸道の征伐に派遣され、東海道に派遣された武渟川別、山陽道へ派遣された吉備津彦、山陰道へ派遣された丹波道主命と並び四道将軍と称されている。当時の天皇を中心とする大和朝廷はいまだ全国の平定に至らず、有力な皇族を各地に派遣し武力による制圧を目論んだ出兵である。四道将軍として北陸道に向かう途中で不吉な詩を読む少女と出会った大彦命は崇神天皇の不吉を予感。倭迹迹日百襲媛命の占いによって武埴安彦命の謀反を知り鎮圧したという逸話が残されている。また、四道将軍の一人である武渟川別は大彦命の実子に当たり、この二人が派遣された後再び出会った地を相津と呼び現在の会津の地名の起源と言われている。 大彦命は福島県大沼郡会津美里町にある伊佐須美神社に祭神として祀られている。伊佐須美神社はこの地で出会った大彦命、武渟川別が伊弉諾尊と伊弉冉尊を奉る祭祀を行った事が創始と伝えられている。交通運輸や旅行の安全にご利益があるとされ、東北総鎮護として崇敬を集めている。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
交通安全 旅行安全
別称・異称
大毘古命おおびこのみこと
古事記
大彦皇子命おおひこのみこのみこと
先代旧事本紀
大日古命おおびこのみこと
その他
