秦河勝 神社の神様 - 神社ファン

秦河勝

はたのかわかつ

  • 神話・伝説
  • 男神・男性
秦河勝

菊池容斎(前賢故実)

祭神ランキング337位

秦河勝とは?

秦河勝は日本書紀などに登場する男神。葛野秦造河勝、川勝秦公とも表記される。渡来系氏族で秦酒公を祖神とする「秦氏」の、山城国(京都府)葛野地域を拠点とした一族の族長的立場であり、聖徳太子の側近として重用された。広隆寺を建立したことでも知られる。経済面、軍事面で太子を支え、太子の伝記「上宮聖徳太子伝補闕記」などには、丁未の乱における物部守屋の討伐軍に加わり活躍したと記されている。また東国で常世神と称した虫をまつり、人心を惑わした大生部多を討ち、人びとの間で評判となったとの逸話がある。他に、欽明天皇の夢に現れて秦の始皇帝の生まれ変わりと言った子供が秦河勝である、申楽(猿楽)・能楽の始祖である、船出をしてたどり着いた播磨国(兵庫県)で大荒大明神となったなどが言い伝えられている。秦河勝は申楽(猿楽)・能楽を創始したことから芸能の神とされ、芸能上達のご利益がある。 秦河勝は大酒神社(京都市右京区)と大避神社(兵庫県赤穂市)で祭神としてまつられている。大酒神社では、渡来人たちの祖先としてまつられ、大避神社では蘇我入鹿の迫害を避けたどり着いた地で没し、地元の人々によってその霊がまつられたことを始まりとしている。

出典文献

日本書紀

神格

遊芸の神

ご神徳

芸能上達

祀られている主な神社

大避神社
(兵庫県赤穂市坂越1299番)
大避神社
(兵庫県上郡町休治83-4)
大避神社
(兵庫県上郡町竹万355番)
大避神社
(兵庫県相生市若狭野町下土井73)
大避神社
(兵庫県佐用町西大畠686-37)