稲荷神 神社の神様 - 神社ファン

稲荷神

いなりのかみ

  • 神話・伝説
  • 精霊
稲荷神

土佐秀信(仏像図彙)

祭神ランキング68位

有名別称

稲荷神とは?

稲荷神は稲を象徴する穀霊神・農耕神である。稲荷大明神、お稲荷様、お稲荷さんなどとも呼ばれる。稲は命の根を意味し、それが成ることから稲成りと記していたものが、後に稲を荷なう神像の姿から稲荷の文字を当てられるようになったと言われている。もとは渡来系部族の秦氏が氏神として祀っており、それが秦氏の勢力拡大と共に土着の信仰と融合して広まったとされる。歴史上初めて登場する稲荷神の逸話は山城国風土記に記されている。秦伊呂具が餅で作った的に弓を当てたところ、そこに宿っていた神霊が餅を白鳥に変化させ、近くの伊奈利山に飛んだ。白鳥が降り立った所には稲が実り、秦氏はこの神霊を祀るために神社を創建した。それが現在の稲荷神社の総本社、伏見稲荷大社(京都府京都市)の由来だという。伏見稲荷大社ではウカノミタマを主祭神としており、この他にも稲荷神は保食神やオオゲツヒメなど様々な食物神と同一視されている。また、ウカノミタマの別名である御饌津神の「ケツ」の読みから狐と関連付けられ、稲を荒らすネズミの天敵であることからも、狐は稲荷神の使いに位置付くようになった。更に、神仏習合思想においては荼枳尼天と習合されるが、一般に荼枳尼天は白狐に乗った女神の姿で描かれる。これらのことから、稲荷神のご利益は五穀豊穣、商売繁盛などとされる。 稲荷神は全国の稲荷社で祀られており、その総本山は前述した伏見稲荷大社である。

神格

五穀豊饒の神 諸産業繁盛の神

ご神徳

五穀豊穣 産業興隆 商売繁盛 家内安全 芸能上達

別称・異称

お稲荷さん

おいなりさん

その他

稲荷大明神

いなりだいみょうじん

その他