愛宕権現 神社の神様 - 神社ファン

愛宕権現

あたごごんげん

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愛宕権現

土佐秀信(仏像図彙)

愛宕権現

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

祭神ランキング252位

愛宕権現とは?

愛宕権現は、愛宕山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神である。イザナミを垂迹神とし、地蔵菩薩を本地仏とする。愛宕明神、勝軍権現、太郎坊などの異名を持ち、甲冑姿の地蔵菩薩が馬に乗る姿で描かれる。霊山愛宕山の開基は、修験道の役小角と泰澄が愛宕山に登った時、愛宕山太郎坊という天狗に出会いその霊験を目撃したことがきっかけとされている。このことから愛宕権現は天狗信仰と混同され、愛宕山は修験道七高山の一つとなり、修験道場の場所として栄えるようになった。また、愛宕山太郎坊はカグツチやサルタヒコとも同一視されている。戦国時代には軍神としての信仰も厚く、特に直江兼続の愛の文字を象った兜は有名である。塞神信仰や陰陽道の影響からは、平安京の北西に位置する守護神とされた。この信仰から京の火難除け、盗難除けの神としての神格を得ており、現在も「愛宕の三つ参り」という風習がある。この風習では、三歳までに愛宕神社(京都府京都市)にお参りすると一生火事に遭わないとされる。これらのことから、愛宕権現のご利益は火伏せ、火難除け、勝運、武運長久などとされる。 愛宕権現を祀る神社は全国各地にあり、その総本山は先述した京都府の愛宕神社である。

出典文献

神仏習合の神

神格

火防の神

ご神徳

火伏せ 火難除け

関連する神様

カグツチ  イザナミ 

祀られている主な神社

上檜木内神社
(秋田県仙北市西木町上桧木内字寺村136)
愛宕権現社
(埼玉県所沢市緑町3-13-1)
木野愛宕神社
(京都府左京区岩倉木野町266)
宮水神社
(宮崎県日之影町大字七折9246番)
愛宕神社
(秋田県大館市花岡町字鳥内76)