日前大神
ひのくまのおおかみ
- 神話・伝説
- 女神・女性らしい

祭神ランキング495位
日前大神とは?
日前大神は日本書紀に登場する女神である。スサノオの暴挙に岩戸隠れしたアマテラスを天岩屋から連れ出すため、石凝姥命が八咫鏡に先立って鋳造した鏡がご神体とされる。この鏡は日像鏡と呼ばれ、対となる鏡として日矛鏡も存在する。この2枚の鏡はアマテラスのご神体とされる八咫鏡と同等の位置づけにあるとされ、準皇祖神の扱いをうけた。そこに宿るとされる日前大神もまたアマテラスの別名とされ、神階を贈らない別格の社として朝廷から尊崇された。神位を授けられなかった神社は伊勢神宮(三重県伊勢市)をおいて他にない。日本書紀には日像鏡の逸話として、岩戸隠れの際に思兼命の案によって、天香山から採取した鉱物を用いて、石凝姥命がアマテラスの像をかたどった御鏡を造ったことが記されている。日像鏡と日矛鏡は天孫降臨の際に三種の神器と共に添えられたとも記されており、神武天皇東征の後、紀伊國造に任命された天道根命が紀伊國名草郡毛見郷の地に奉祀したとされている。これらのことから、日前大神のご利益は縁結び、家内安全などとされている。 日前大神は日前神宮(和歌山県和歌山市)で祀られている。
出典文献
日本書紀
ご神徳
縁結び 家内安全
別称・異称
日前神ひのくまのかみ
日本書紀
同一とされる神様
祀られている主な神社
日前神宮・國懸神宮
(和歌山県和歌山市秋月365)
樞神社
(茨城県稲敷市駒塚1027番地)
熊野三柱神社
(奈良県広陵町南郷1007)
