波比祇神 神社の神様 - 神社ファン

波比祇神

はひきのかみ

  • 神話・伝説
  • 不明

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波比祇神とは?

波比祇神は古事記などに登場する神である。大年神と天和迦流美豆比売の間に生まれた神とされ、宮中の神祇官西院において祀られた5柱「座摩神」または「ヰカシリの神」の中の1柱である。大年神の系譜に連なる神々は農耕や土地にまつわる神が多く、波比祇神も宮中の敷地を守る神とされている。また、波比祇神は同じ「座摩神」の1柱である阿須波神と共に祀られた例が多く、2柱は同一神であるとする説もある。これらの神は前述した宮中守護の他、竈の神、庭の神としての神格も持った。更に「座摩神」のうち生井神、福井神、綱長井神を井戸の神と定義し、阿須波神を住宅の基盤、波比祇神を端引の音から宅地の境界を司る神とする説もある。古語拾遺ではこれらの5柱を総称して「大宮地の霊」と記している。これらのことから、波比祇神のご利益は住居守護、安産守護、子育て、家内安全、開運招福などとされている。 古代からの神祇官の祭祀は応仁の乱の頃には完全に廃絶したが、波比祇神を含む「座摩神」は各所の神社に分散して今でも祀られている。なかでも波比祇神を祭神とすることで知られるのは、疋野神社(熊本県玉名市)である。

出典文献

古事記

延喜式

先代旧事本紀

神格

庭の神

ご神徳

住居守護 安産守護 子育て 家内安全 開運招福

別称・異称

波比岐神

はひきのかみ

古事記/先代旧事本紀

波比祇神

はひきのかみ

延喜式

婆比支

はひき

延喜式

波比伎神

はひきのかみ

延喜式

神様グループ

座摩神