丹生都比売大神 神社の神様 - 神社ファン

丹生都比売大神

にうつひめのおおかみ

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  • 女神・女性
丹生都比売大神

貴志康親(紀伊国名所図会)

丹生都比売大神

土佐秀信(仏像図彙)

祭神ランキング124位

丹生都比売大神とは?

丹生都比売大神は民間信仰の神。天照大神の妹神とされ、稚日女尊とも称される。丹生都比売大神はその神名から「丹」を扱う神様と考えられる。丹とは硫黄と水銀との化合した赤土、またはその色を指す言葉である。丹砂あるいは辰砂とも呼ばれ、古代では薬、塗料、染料などに使用される貴重な鉱物資源であり、その資源採取をなりわいとした紀伊周辺を出自とする丹生一族が奉じた神様であると言われている。紀ノ川の支流の丹生川が九度山より流れ出ている。また、丹生都比売大神は田川、貴志川、丹生川などの紀ノ川水系を司る水神であるという別の説も存在している。さらには、丹生都比売大神は爾保都比賣命とも称され、国堅大神の御子神であるという説もある。国堅大神とは「播磨国風土記」に登場し、大国主命の別称である。平安時代に入り、弘法大師が高野山を開山する際には地主神であった丹生都比売大神より神領を譲られたとされ、開山後は高野山の鎮守として崇められている。 丹生都比売大神は和歌山県伊都郡かつらぎ町にある丹生都比売神社に祭神として祀られている。御子神である高野御子大神とともに紀伊周辺を巡歴し、農耕殖産の教えを広めたうえで天野に鎮まり神社が創建された。農業守護・織物業守護・鉱山業守護・無病息災・長寿祈願など、地元の人々の暮らしに深く根差した数々のご利益があるとして崇敬を集めている。

出典文献

延喜式

神格

水の神 鉱物採取の神

ご神徳

農業守護 織物業守護 鉱山業守護 無病息災 長寿祈願

別称・異称

丹生都比女神

にうつひめのかみ

延喜式

丹生津姫命

にうつひめのみこと

その他

丹津姫神

にうつひめのかみ

その他

丹生津比咩命

にうつひめのみこと

その他

丹生津比売命

にうつひめのみこと

その他

丹生津比女尊

にうつひめのみこと

その他

丹生都姫命

にうつひめのみこと

その他

丹生都比咩神

にふつひめのかみ

その他

丹生都比売大神

にうつひめのおおかみ

その他

祀られている主な神社

丹生都比賣神社
(和歌山県かつらぎ町大字上天野230番地)
丹生神社
(千葉県習志野市谷津一丁目23番3号)
丹生神社
(滋賀県長浜市余呉町上丹生378)
青賀原神社
(大阪府河内長野市下里町933)
田殿丹生神社
(和歌山県有田川町大字出335番地)