道俣神 神社の神様 - 神社ファン

道俣神

ちまたのかみ

  • 神話・伝説
  • 不明

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道俣神とは?

道俣神は古事記などに登場する神である。黄泉の国から帰還したイザナギが禊ぎをする際、脱ぎ捨てた褌から生まれたとされる。また、日本書紀では褌から生まれたのは開?神となっており、道俣神は登場しない。しかし、古事記では開?神と同じ読みを持つ飽咋之宇斯能神が冠から生まれており、このことから開?神と道俣神は別の神という考え方が一般的である。この禊の折りには、道俣神を含めて12柱の神が生まれている。その意義は旅にまつわる神々とする説、黄泉からの脱出に呼応する神々とする説、邪悪なものを防ぎ疫病を鎮める習俗の反映とする説、禊ぎにまつわる流された厄災や穢れ、またはそれを宿した人形を神格化したものとする説など様々にある。神名のちまたは道の分かれる場所、つまり辻や物事の境目などを意味する。このことから、古代の民間信仰で道の神として知られる八衢比売神、八衢比古神は道俣神と同一視され、道祖神としての役割も担うようになった。また、現在では地鎮祭の折に唱えられる祝詞の中にも道俣神の名が見受けられる。これらのことから、道俣神のご利益は交通安全、運送業守護などとされている。 道俣神は道陸神社(千葉県成田市)などで祀られている。

出典文献

古事記

先代旧事本紀

神格

交通・旅の神

ご神徳

交通安全 運送業守護

別称・異称

道俣神

ちまたのかみ

古事記

道岐神

ちまたのかみ

先代旧事本紀

同一とされる神様

飽咋之宇斯能神  

神様グループ

イザナギの禊ぎによって生まれた12神