足島神
たるしまのかみ
- 神話・伝説
- 国魂

祭神ランキング582位
足島神とは?
足島神は延喜式などに見える国魂神。足島大神、足国魂大神の異名をもつ。伊邪那岐命と伊邪那美命の子。生島神と共に国生みによって生まれた8つの島から成る「大八洲(日本の国土)」の神霊とされる。神名のタルは充実、繁栄などを意味し、命あるあらゆるものが満ち足りて繁栄する様を表すとされる。延喜式神名帳に記載のある、宮中の式内社36座・生島巫祭神《いくしまのかんなぎのまつるかみ》の一柱で、古来より朝廷と深いつながりを持つ。天皇の即位儀礼のひとつとして行われた八十島祭においては、足島神を始めとした神々がまつられた。また天皇が都を定めた地には生島・足島神が必ずまつられ、国土の神である二神をまつることによって、天皇が国土の支配者であることを示したといわれる。神名が表すように、人の願いに満足を与えるご利益がある。 足島神は生島足島神社(長野県上田市)、生國魂神社(大阪府大阪市)などで祭神としてまつられている。大地そのものをご神体とする生島足足神社は信州屈指の古社で、武田氏や代々の上田藩主の崇敬を受けてきた。生國魂神社は、八十島祭の祭場を神域として建立された。
出典文献
延喜式
神格
国土の神
ご神徳
人の願いに満足を与える
