カヤノヒメ/ノヅチ
かやのひめ/のづち
- 神話・伝説
- 女神・女性

表記なし
祭神ランキング115位
カヤノヒメ/ノヅチとは?
カヤノヒメは記紀神話になど登場する女神である。古事記では鹿屋野比売神、日本書紀では草祖草野姫と表記し、野椎神という別名も持つ。イザナギとイザナミの間に生まれた子で、大山津見神との間にコノハナノサクヤビメなど8柱の神を生んだ。神名のカヤは萱のことで、草の神としての神格を持つ。また、別名の野椎神に関しても野つ霊、つまり野の精霊の意味を持つ。更に今昔画図続百鬼などでは巨大なミミズの姿を持つ妖怪としても描かれている。妖怪としてのノヅチは動物だけでなく人をも襲うと記されており、食した動物を分解して土に還すことで、自然の循環と肥沃な大地の誕生に関わる神格であることが窺える。他にも、カヤノヒメは漬物の神というユニークな神格も持つ。カヤノヒメを祀っていた人々は、ある日お供えしていた野菜が潮風に当てられ漬物になっていることに気づく。これをお供えしているところにヤマトタケルが現れ「藪ニ神物」と言った。これが香の物の発祥であるという。これらのことから、カヤノヒメの神格は漬物業守護、タバコ栽培守護、農業守護、紙業守護、織物業守護、万病快癒などとされている。 カヤノヒメは萱津神社(愛知県あま市)、樽前山神社(北海道苫小牧市)などで祀られている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
野の神、草の神 漬物の神 タバコの神
ご神徳
漬物業守護 タバコ栽培守護3: 業守護 紙業守護 織物業守護 万病快癒
別称・異称
鹿屋野比売かやぬひめのかみ
古事記
野椎神のずちのかみ
古事記
草野姫かやのひめ
日本書紀
野槌のづち
日本書紀
鹿屋姫神かやのひめのかみ
先代旧事本紀
草姫かやのひめ
先代旧事本紀
茅野姫神かやのひめのかみ
その他
草野比売神かやのひめのかみ
その他
菅野比売尊かやのひめのみこと
その他
萱野姫命かやのひめのみこと
その他
鹿屋野姫命かやのひめのみこと
その他
