彦五瀬命
ひこいつせのみこと
- 神話・伝説
- 男神・男性

菊池容斎(前賢故実)
祭神ランキング240位
彦五瀬命とは?
彦五瀬命は記紀神話などに登場する男神。五瀬命とも表記される。彦波瀲武盧茲草葺不合尊と玉依姫の子で、兄弟に神日本磐余彦尊(神武天皇)がいる。男子四人兄弟の長子として生まれる。日本書紀の本文と四つの一書には四兄弟誕生についての記述があり、他の兄弟は文献によって生まれた順序が異なるが、彦五瀬命だけはいずれも長男と記されている。五瀬は聖なる稲の「厳稲」の意味とされる。弟らと共に東征に向かい、海路から難波に上陸。孔舎衛坂で土豪・長髄彦の軍と戦い矢傷を負う。この傷は治ることなく行軍中に死去し、遺体は紀国の竈山に葬られたと伝わる。和歌山県和歌山市の竈山墓は、彦五瀬命の墓として宮内庁より治定されている。穀物の神として農業守護、弾避の神として武運長久のご利益がある。 本殿後ろに竈山墓を有する竈山神社(和歌山県和歌山市)で主祭神としてまつられる他、古くは兄神社とも呼ばれた安仁神社(岡山県岡山)や、四皇子社(高千穂神社境内社・宮崎県西臼杵郡)などで兄弟たちと共にまつられている。
出典文献
古事記
日本書紀
神格
ご神徳
別称・異称
五瀬命いつせのみこと
古事記/日本書紀
彦五瀬命ひこいつせのみこと
日本書紀
祀られている主な神社
竈山神社
(和歌山県和歌山市和田438番地)
安仁神社
(岡山県東区西大寺一宮895)
男乃宇刀神社
(大阪府和泉市仏並町1740)
三之宮神社
(千葉県睦沢町北山田360)
糸岡神社
(富山県小矢部市五社377番地)
