天村雲命 神社の神様 - 神社ファン

天村雲命

あめのむらくものみこと

  • 神話・伝説
  • 男神・男性

祭神ランキング252位

天村雲命とは?

天村雲命は先代旧事本紀などに登場する男神。天牟良雲命、天牟羅雲命とも表記され、天五多底、天二上命、後小橋命などの別名をもつ。天香語山命と穂屋姫の子で、阿俾良依姫を妻とした天忍人命らの親。饒速日尊は祖父にあたる。先代旧事本紀に見える、天降った饒速日尊に随伴した「三十二人の防衛」の一柱。後裔氏族には、豊受大神宮(伊勢神宮外宮・三重県伊勢市)に代々禰宜として奉仕した度会神主らがいる。「豊受大神宮禰宜補任次第」などに、瓊瓊杵尊の天降りに随従したが、葦原中国の水が良くなかったので高天原へ戻り、持ち帰った水を瓊瓊杵尊に献上したとの説話が見られる。天二上命と後小橋命の名は、この時に瓊瓊杵尊から授かったといわれる。「中臣寿詞」にも天忍雲根神による同様の説話が見られることから、両神を同一神とする説がある。 天村雲命は天村雲神社(徳島県吉野川市同名二社)、船江上社(三重県伊勢市)などで祭神としてまつられている。天村雲神社では水神としてまつられ、かつては同町忌部山に鎮座する忌部神社の境外摂社だったとされる。船江上社は豊受大神宮摂社の河原淵神社の奥に鎮座し、地元の産土神としてまつられている。

出典文献

先代旧事本紀

新撰姓氏録

延喜式

ご神徳

ご神徳は不明です。

別称・異称

天村雲命

あめのむらくものみこと

先代旧事本紀/新撰姓氏録

天五多底

あめのいたて

先代旧事本紀

天牟良雲命

あめのむらくものみこと

先代旧事本紀

天村雲神

あめのむらくものかみ

延喜式

天二上命

あめのふたのぼりのみこと

その他

天五田根命

あめのいたねのみこと

その他

天牟羅雲命

あめのむらくものみこと

その他

後小橋命

のちのおばしのみこと

その他

同一とされる神様

天忍雲根神  

神様グループ

三十二人の防衛 

祀られている主な神社

田村神社
(香川県高松市一宮町286)
茜社
(三重県伊勢市豊川町274)
世木神社
(三重県伊勢市吹上1-2-6)
冨持神社
(京都府京丹後市大宮町上常吉入船谷48)
天神神社
(京都府京丹後市大宮町下常吉天谷110)