天日鷲神 神社の神様 - 神社ファン

天日鷲神

あめのひわしのかみ

  • 神話・伝説
  • 男神・男性
天日鷲神

守住貫魚

祭神ランキング110位

天日鷲神とは?

天日鷲神は日本書紀などに登場する男神。麻植神とも呼ばれ、天日鷲翔矢命などの異名がある。天背男神の子で、天羽雷雄命らの親。古語拾遺によれば、天日鷲神はフトダマに従う四柱の神のうちの一柱であるという。天照大神が籠った天岩戸の前で神々の踊りが始まった時、天日鷲神は弦楽器を奏でた。その際、弦の先に一羽の鷲が止まったことから「これは世の中を明るくする吉祥を表す鳥だ」と多くの神々が喜び、この神の名に鷲の一字を加えて「天日鷲神」とされた。また天照大神が天岩戸に隠れた際にカジノキや木綿などを植え、その繊維から白布を作った神であるという逸話もある。そのため天日鷲神は紡績業・製紙業をはじめ商業全般に通ずる神として知られ、一般に農漁業守護・商工業守護・開運招福などにご利益があるとされる。 天日鷲神を主祭神とする神社は全国の鷲神社で、一般に「お酉様」の名称でも親しまれている。また天日鷲神は、阿波国(現在の徳島県)を開拓して紡績業を創始した阿波忌部氏の祖神でもあるため、忌部神社(徳島県徳島市)をはじめとして忌部氏に関わりの深い神社では天日鷲神が祀られていることが多い。

出典文献

日本書紀

先代旧事本紀

新撰姓氏録

神格

紡績の神 紙業の神

ご神徳

農漁業守護 商工業守護 開運招福

別称・異称

天日鷲

あめのひわし

日本書紀

天日鷲神

あめのひわしのかみ

日本書紀/先代旧事本紀

天日鷲命

あめのひわしのみこと

先代旧事本紀

天日和志命

あめのひわしのみこと

新撰姓氏録

天日鷲翔矢命

あめのひわしかけるやのみこと

新撰姓氏録

天比和志可気流夜命

あめのひわしかけるやのみこと

新撰姓氏録

天比和志命

あめのひわしのみこと

新撰姓氏録