天香山/高倉下 神社の神様 - 神社ファン

天香山/高倉下

あめのかぐやま/たかくらうじ

  • 神話・伝説
  • 男神・男性
天香山/高倉下

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

天香山/高倉下

大塚辰夫 - 博文館(日本国史物語)

祭神ランキング109位

天香山/高倉下とは?

天香山は、先代旧事本紀などに登場する男神である。饒速日尊を父に持ち、天照大神の曾孫に当たる。記紀神話においては高倉下と呼ばれ、夢で見た神託により、東征中に倒れた神武天皇に霊剣布都御魂をもたらし、これを助けたとされる。先代旧事本紀によると、高倉下は天香山が饒速日尊の天孫降臨に従った後に地上で名乗った名であるとし、記紀神話と同じ逸話も記されている。また、神武天皇即位後は勅命により越後国(新潟県)に移り国内の平定に努めた。その方法は多岐にわたり、製塩の方法から漁で使う網の作り方、はては耕作の方法や酒造法まで様々な教えを授け、産業興降に尽くしたとされる。その指揮をした場所が弥彦山であることから、越後では現在も越後開拓の祖神としていやひこさまなどの愛称で親しまれている。これらの逸話から、天香山のご利益は産業開発、農漁業守護の他、高倉下の別名から倉庫業守護の力もあるとされる。 天香山を祀る神社は数多くあるが、なかでも有名なのは弥彦神社(新潟県西蒲原郡)である。この神社は創建から2400年以上の歴史を誇る神社であり、天香山が役目を終えて弥彦山に葬られた後、その子である天五田根命が築き奉祀したことが始まりだとされている。

出典文献

古事記

日本書紀

神格

稲霊・穀物の神 農業神 倉庫の神(高倉下)

ご神徳

産業開発 農漁業守護 製塩守護 開運厄除 出世成功 倉庫業守護(高倉下)

別称・異称

熊野之高倉下

くまののたかくらじ

古事記

高倉下

たかくらじ

古事記/日本書紀

天香山

あめのかぐやま

日本書紀

天香語山命

あめのかごやまのみこと

先代旧事本紀

手栗彦命

たくりひこのみこと

先代旧事本紀

天賀吾山命

あめのかごやまのみこと

新撰姓氏録

天乃香久山神

あめのかぐやまのかみ

その他

天隠山命

あめのかぐやまのみこと

その他

高倉自命

たかくらじのみこと

その他

神様グループ

三十二人の防衛 

祀られている主な神社

彌彦神社
(新潟県弥彦村大字弥彦2887番地2)
田村神社
(香川県高松市一宮町286)
高座結御子神社
(愛知県熱田区高蔵町9−9)
彌彦神社
(北海道中央区中島公園1番8号)
堀出神社
(新潟県秋葉区新津本町3丁目14番6号)