東本宮 鳥居・参道・天鈿女命像 | 天岩戸神社 - 神社ファン

有名度

関脇

天岩戸神社

あまのいわとじんじゃ

宮崎県高千穂町大字岩戸1073−1

東本宮 鳥居・参道・天鈿女命像

更新日:2026年4月14日

西本宮と東本宮

天岩戸神社は、西本宮と東本宮の二社から構成されています。西本宮は天照大神が隠れたと伝わる天岩戸を遥拝する場所であり、東本宮は岩戸から出た後の天照大神を祀る社として位置づけられています。このように、同じ天岩戸神社でありながら、二つの社は神話の異なる場面を担っており、その性格には明確な違いがあります。
天岩戸神社 西本宮と東本宮

鳥居と参道

岩戸神社東本宮の鳥居(第一鳥居)は、2021年12月に敷地内の樹齢100年以上の杉を用いて建て替えられた、荘厳な木造の鳥居です。入口に第一鳥居が立ち、その先の石段参道の途中や境内直前にも鳥居が設けられており、御社殿までに3基の鳥居が配置されています。
天岩戸神社 東本宮の第一鳥居
また、東本宮第一鳥居にも西本宮と同様に、藁の束が右から7本・5本・3本と垂れ下がる「七五三縄」の形式が見られます。この独特の構造は鳥居の中でも目を引く特徴の一つであり、七は天神七代、五は地神五代、三は御祖の神(日向三代)を表すとされ、しめ縄に込められた意味として現地で伝えられています。
天岩戸神社 東本宮 参道
東本宮の参道は、入口の鳥居から本殿に至るまで石段が連続する構造となっています。参道は上り勾配で構成されており、本殿までは平地部分がほとんどなく、段差を上がりながら進む形式です。段数について公式な明示はありませんが、およそ100段前後の石段が続きます。
天岩戸神社 東本宮 石段
東本宮の石段は、高齢者の方にはやや負担に感じられる場合もありますが、ゆっくり進めば無理なく登ることができる距離です。これに対し西本宮の参道は、入口から拝殿まで比較的平坦な動線で整備されており、その違いもあって、西本宮に比べて東本宮を訪れる人は比較的少ない傾向があります。

天鈿女命像

東本宮の天鈿女命像は、天岩戸神話において天鈿女命が天照大御神を岩戸から誘い出そうとして舞った場面を再現した、「天岩戸神楽二十九番『鈿女』」をもとに造られた像です。参拝者が近づくとゆっくりと回転し、舞うような動きで迎える仕組みになっています。
像は参道の入口付近、第一鳥居をくぐってすぐ右手に設置されており、樽の上に立って舞う姿で表現されています。これは神話において、天鈿女命が桶の上で舞ったとされる描写に基づくものです。参拝者は石段を登る前にこの像と向き合う構造となっており、参道の起点で神話の象徴に触れる配置となっています。
なお、西本宮には天岩戸神楽三十番の演目「戸取」をもとにした手力男命戸取像が建てられており、東本宮の天鈿女命像と対になる形で神話の一連の場面を表しています。
天岩戸神社 天鈿女命像

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