楠公祭 | 湊川神社 - 神社ファン

有名度

関脇

湊川神社

みなとがわじんじゃ

兵庫県神戸市中央区多聞通3丁目1−1

楠公祭

更新日:2025年12月24日

楠木正成公とご一族の偉業を称えるお祭り

楠公祭は、1336年(延元元年)5月25日に湊川の戦いで殉節された楠木正成公とご一族をお慕いし、その功績を称えるお祭りです。ご命日である5月25日を本祭として、前日24日の宵宮祭、翌日26日の翌日祭と合わせて3日間にわたり執り行われます。
本祭では本殿にて祝詞奏上や舞の奉納などが厳かに営まれます。巫女がタチバナの枝を手に舞う湊川神社独自の神楽「橘の舞」は見どころのひとつです。神能殿では楠公ゆかりの剣舞や歌なども披露され、奉祝行事で賑わう3日間となります。

楠公武者行列

楠公武者行列は、神社創建2年後の1874年(明治7年)に始まりました。神輿渡御に大楠公を大将とする騎馬武者が加わったのがその起源です。正成公が隠岐から還幸される後醍醐天皇を神戸でお迎えし、京都へお導きした晴れやかなお姿を再現した行列で、かつては「みなと神戸の華」「神戸に夏を告げる風物詩」と親しまれていました。
1935年(昭和10年)の大楠公殉節600年祭では、南北朝時代の風俗に基づき専門家が細部まで考証を行い、衣装や武具を当時の姿に新調しました。総勢3,000名を超える大行列となり、沿道には50万人もの見物客が詰めかけたと当時の新聞は伝えています。
戦後も1965年(昭和40年)まで毎年続けられましたが、地下鉄工事などの影響で中断しました。2002年(平成14年)に復活してからは5年ごとに実施されており、新開地やハーバーランドなど神戸の街に南北朝の歴史絵巻が繰り広げられます。
楠公武者行列
現在の行列は、甲冑姿の騎馬武者が連なる「前陣武者列」、金色の大神輿を中心とした「神幸列本社」、御夫人をお乗せした葱華輦と稚児たちが続く「神幸列甘南備神社」の3部構成です。騎馬武者26騎、騎馬女房など全69役、総勢700名が参加し、行列の長さは約1kmに及びます。南北朝時代を忠実に再現した大鎧や装束は、この武者行列ならではの魅力です。

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