東丸神社 | 伏見稲荷大社 - 神社ファン

有名度

横綱

伏見稲荷大社

ふしみいなりたいしゃ

京都府京都市伏見区深草藪之内町68

東丸神社

更新日:2025年5月19日

東丸神社

伏見稲荷大社の楼門をくぐった右手、外拝殿の南側に東丸神社(あずままろじんじゃ)があります。
東丸神社 鳥居と社殿
こちらの神社は伏見稲荷大社の境内にありますが、摂社や末社でもない独立した神社です。伏見稲荷大社の境内から入れるので、伏見稲荷大社経由での参拝者が多いです。
1883年(明治16年)に荷田春満に正四位が送られたのを契機に、伏見稲荷大社の宮司らが中心となって、神社が創建されました。現在の本殿は1936年(昭和11年)に改築されたものです。
東丸神社 社殿

御祭神・ご利益

東丸神社の御祭神は荷田春満(かだのあずままろ)です。荷田東丸命(かだのあずままろのみこと)という名で祀られています。江戸時代を代表する国学者として知られていて、賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤と共に国学の四大人の一人とされる人物です。名字で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、伏見稲荷大社の社家出身です。
春満は伏見稲荷大社の社家に生まれ、幼少より学業に優れ、幕臣として8代将軍吉宗に仕えました。また忠臣蔵で有名な吉良上野介とも関係があり、赤穂浪士が討ち入りする際には吉良邸の屋敷の図面を渡していたとの逸話があります。他にも大石内蔵助と仲が良く、討ち入り事件後には大石内蔵助と狐の間にできた子を養育したとの逸話もあります。東丸神社の祭神はその大石内蔵助と狐の子だともされています。
学問の神様として信仰され、ご利益は学業上達・合格祈願。境内では合格祈願する絵馬や千羽鶴などみかけます。
東丸神社 奉納された絵馬と千羽鶴

としまいりの石

東丸神社にはとしまいりの石があります。「としまいり」とは、お百度参りみたいなもので、お願いをする人の年齢、としの数だけ参拝するものです。お百度参りは100回ですが、としまいりはお願いする人が20歳なら20回。50歳なら50回参拝します。
本殿前に置かれている竹棒を年齢の数だけ持って、本殿ととしまいりの石を往復しながら、本殿に参拝するたびに竹棒を一本ずつ箱に返していきます。竹棒をすべて返したら願いが叶うとされています。
としまいりの石

荷田社

東丸神社の摂社である荷田社は、荷田東丸の祖である「荷田殷」「嗣」「早」「龍(龍頭太)」を祀ります。荷田殷は和銅4年に稲荷大神が稲荷山三ケ峯に鎮座の際に最初に奉仕したのが、第21代雄略天皇の皇子磐城王の末裔です。龍は高徳で学問をよくし、弘法大師空海とも親交があったと伝わる人物で龍頭太夫、龍頭太とも称されます。
荷田社

春葉殿

東丸神社の摂社である荷田社は、祭神は本殿と同じ荷田東丸です。
春葉殿

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