一ノ峰(上社神蹟) | 伏見稲荷大社 - 神社ファン

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横綱

伏見稲荷大社

ふしみいなりたいしゃ

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一ノ峰(上社神蹟)

更新日:2026年7月18日

稲荷山最高峰に鎮座する商売繁盛の神・末廣大神

四ツ辻から右回りに約30分ほど登ると、標高233メートルの稲荷山最高峰にある一ノ峰(上之社神蹟)へ到着します。一ノ峰は稲荷山に伝わる七神蹟(神様が降臨した場所)の一つであり、古くから最も神聖な霊地として信仰されてきました。
一ノ峰(上之社神蹟)への階段
山頂は木々に囲まれているため眺望は開けていませんが、長い石段を登り切った先に社殿が現れた瞬間は、大きな達成感を味わうことができます。静寂に包まれた境内には、千本鳥居周辺とは異なる厳かな空気が流れ、参拝者は静かに手を合わせています。伏見稲荷大社の本殿から山頂までは約1時間ほどかかりますが、一ノ峰は稲荷山巡拝の大きな目的地となっています。
一ノ峰(上之社神蹟) 鳥居
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御祭神・ご利益

御祭神は末廣大神(すえひろおおかみ)です。
末廣大神は、伏見稲荷大社の御祭神である大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)の別名とされ、商売繁盛、事業繁栄、人気運、芸能上達などのご利益がある神様として信仰されています。また、大宮能売大神は伏見稲荷大社の主祭神である宇迦之御魂大神を最初にお祀りした巫女として伝えられています。
一ノ峰(上之社神蹟) 社殿
「末廣」という名の由来は明らかではありませんが、「末広がり」の言葉が示すように、未来へ向かって繁栄や発展が続く縁起の良い名として広く親しまれています。そのため、商売繁盛や事業発展を願う経営者や個人事業主をはじめ、多くの参拝者が山頂まで足を運びます。
末廣大神は親塚が築かれる以前から信仰されていたと伝えられ、親塚の裏面には明治10年(1877年)6月に末廣社が奉納されたことが刻まれています。
例祭である火焚祭は毎年11月10日に斎行されます。

七神蹟の一つ

一ノ峰は、稲荷山に伝わる七神蹟の一つです。
七神蹟とは、稲荷大神が降臨したと伝わる霊地であり、一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰をはじめ、御膳谷奉拝所や御劔社など七か所が伝えられています。その中でも一ノ峰は稲荷山最高峰に位置し、古くから特に重要な神蹟として篤く信仰されてきました。
一ノ峰(上之社神蹟)のお塚
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お塚

一ノ峰周辺には数多くのお塚が奉納されています。
その中でもひときわ目を引くのが、石段途中に建つ「鶴亀大神」の四角い門柱です。長寿や吉祥を象徴する鶴と亀の名を冠したお塚で、多くの参拝者が足を止めて手を合わせています。
山頂一帯には大小さまざまなお塚や石碑が並び、長年にわたり人々の願いや感謝が積み重ねられてきたことを感じることができます。静かな森に囲まれた神聖な空間は、稲荷山信仰の中心地にふさわしい厳かな雰囲気を漂わせています。
一ノ峰(上之社神蹟)周辺のお塚

稲荷山巡拝の到達点

伏見稲荷大社を訪れる人の中には、千本鳥居や奥社奉拝所までで引き返す人も少なくありません。しかし、一ノ峰まで登ることで初めて、伏見稲荷大社が古くから山そのものを信仰の対象としてきた山岳信仰の聖地であることを実感できます。
稲荷山山頂
体力は必要ですが、山頂まで登り切った達成感、静寂に包まれた神聖な空気、そして長い年月にわたって受け継がれてきた稲荷山信仰の歴史に触れられることは、一ノ峰ならではの魅力です。伏見稲荷大社を深く知りたい方であれば、ぜひ山頂の一ノ峰まで足を運び、稲荷山最高峰の神聖な雰囲気を体感してみてください。

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