末社 神龍社 | 吉田神社 - 神社ファン

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吉田神社

よしだじんじゃ

京都府京都市左京区吉田神楽岡町30

末社 神龍社

更新日:2026年5月5日

吉田兼倶を祀った末社

吉田神社境内で最も長い石段を、神鹿像の横から登った先に鎮座するのが神龍社です。この長い階段は「百段さん」とも呼ばれていますが、実際に100段あるわけではありません。境内の中でも高所に位置し、参拝にはやや体力を要する場所となっています。
吉田神社 神龍社 石段
神龍社は吉田神社の末社の一つで、斎場所大元宮の創始者であり吉田神道を大成した吉田兼倶(よしだかねとも)を祀っています。吉田兼倶は1511年に77歳で没した後、奈良天皇より「神龍大明神」の号を賜ったとされ、その神号が社名の由来となっています。現在の社殿は1594年に創建されたと伝えられ、毎年2月19日には例祭が行われています。
一般的な神社では神話上の神々を祀るのが基本ですが、神龍社では実在の人物である吉田兼倶が神格化され、「神龍大神」として祀られている点が大きな特徴です。吉田兼倶は室町時代に活躍した神職で、儒教・仏教・道教などの思想を取り入れながら独自の神道体系である吉田神道(唯一神道)を確立し、神道界に大きな影響を与えました。その思想は斎場所大元宮にも反映されており、神龍社はその中心人物を祀る社として、吉田神社の思想的中核を象徴する存在となっています。
吉田神社 神龍社 社殿
社殿は小規模で目立つものではありませんが、境内の奥まった高所に鎮座する点も含め、吉田兼倶の位置づけを象徴するような存在となっています。

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