晴明井 | 晴明神社 - 神社ファン

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晴明神社

せいめいじんじゃ

京都府京都市上京区堀川通一条上ル晴明町806-1

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晴明井

更新日:2026年8月4日

晴明井とは

第二鳥居をくぐった先、手水舎の横には「晴明井」があります。晴明井は安倍晴明の霊力によって湧き出たもので、病気平癒のご利益があると言われており、第一鳥居の晴明桔梗とともに堀川通七不思議のひとつに数えられています。
京都晴明神社 手水舎の隣りにある晴明井
晴明井の最大の特徴は、湧水口が毎年立春の日に、その年の恵方へ向けられることです。恵方とは、その年に歳徳神(としとくじん)が巡る最も縁起の良い方角とされ、福徳や開運を授かる吉方として古くから大切にされてきました。現在も陰陽道の思想が受け継がれている数少ない場所として知られ、「吉祥水」とも呼ばれています。
晴明井
かつては1人500mlまでペットボトルなどに汲んで持ち帰ることができましたが、新型コロナウイルス感染症の流行以降は休止されています。また、飲用する際は一度煮沸することが推奨されています。現在も美しい井戸の意匠や毎年変わる湧水口の向きを目当てに、多くの参拝者が訪れています。
晴明井の注意案内
近年では、「晴明井をスマートフォンの待ち受け画面にすると願いが叶う」「運気が上がる」といった口コミがSNSやインターネットで広まり、写真撮影を楽しむ人も少なくありません。古くから伝わる霊水信仰と現代の新たな信仰が重なり合う、晴明神社を象徴するスポットとなっています。
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晴明神社と千利休

晴明井の向かいには、「晴明神社千利休屋敷跡」と刻まれた石碑が建っています。この石碑は、武者小路千家の家元・千宗守によって奉納されたものと伝えられています。
江戸時代の茶書によれば、現在の晴明神社境内にあたる「葭屋町通元誓願寺下ル町」には千利休の屋敷があったとされています。つまり、茶の湯を大成した千利休は、この地で暮らしながら茶道を極めていたことになります。
晴明神社千利休屋敷跡
また、晴明井の名水は古くから霊水として知られ、豊臣秀吉に献じた最後の一服も、この井戸の水で点てられたのではないかという言い伝えが残されています。史実として確認されているわけではありませんが、安倍晴明ゆかりの霊水と千利休という、日本文化を代表する二人の歴史的人物を結び付ける興味深い伝承として、現在も多くの参拝者の関心を集めています。

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