有名度
大関諏訪大社 下社秋宮
すわたいしゃ しもしゃあきみや
長野県諏訪郡下諏訪町5828
下社宝物殿
更新日:2025年7月7日
諏訪大社のご神宝が納められた宝物殿
諏訪大社は、古来より朝廷はもちろん武将たちから篤く信仰されてきました。坂上田村麻呂は東関第一の軍神と崇め、源頼朝や武田信玄、徳川歴代の将軍や諏訪高島藩主等が進んで社領を寄進しご神宝を捧げて武運の長久、国土の安泰を祈願したそうです。上社本宮と下社秋宮には宝物殿があり、諏訪大社が所有しているご神宝の一部を観覧することができます。入館料はかかりますが、上社と下社のお得なセット割引もあります。ぜひとも訪れていただきたいスポットのひとつです。

貴重な宝物の品々
宝物殿には様々な品が展示されていますが、その中でも一番のみどころは「売神祝印(めがみほうりのいん)」といえるでしょう。平安時代の大同年間に平城天皇より下賜された、下社に伝わる宝印です。売神祝印の「売神」はご祭神である八坂刀売神を指し「祝」は大祝のことで、明治初年まで下社の神印として大切に使われてきました。
一時期紛失していましたが、秋宮境内にある千尋池から発見されたと伝えられています。池中にあったにも関わらず腐食等の痕跡は見当たらないことから、その期間は短かったと考えられています。
この印は神聖なものとされており、各地に散見する差定書などに押され、押す数も定められていました。神社から発見された文書の中には、複数の同じ印が最高7つ押されているものもあるそうです。
Pat457(Wikipedia CC0)印を納める印櫃は高さ10センチの角形で、辺は8.4センチの正方形、2枚の板を重ね合わせて作られています。井桁模様の透かし彫りが表面に施され、工芸的にも大変珍しく貴重なものであるとされています。
この印と印櫃は1934年(昭和9年)に国宝の指定を受けていましたが、終戦後の改正により、改めて1950年(昭和25年)8月に重要文化財に指定されました。
下社宝物殿には他にも、護衛艦「しらね」に納められていた神棚や、頼朝下文、徳川家社領寄進状、名刀など様々な品が展示されています。
ご興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。
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