諏訪造りの社殿 | 諏訪大社 下社秋宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 下社秋宮

すわたいしゃ しもしゃあきみや

長野県諏訪郡下諏訪町5828

諏訪造りの社殿

更新日:2025年7月7日

幣拝殿、左右片拝殿

諏訪大社下社秋宮の幣拝殿は「諏訪造り」と呼ばれる建築手法を用いて建てられています。幣拝殿は桁行一間、梁間二間の大きさの二重楼門造りで、正面の軒には唐破風が付いており、切妻造りの屋根は檜皮葺で葺かれています。
その左右には片拝殿が伸びており、本宮や春宮と同様に本殿がないことが特徴です。1983年には、拝幣殿、左右片拝殿ともに国の重要文化財に指定されました。
幣拝殿
春宮と秋宮は、大きさは異なりますが社殿構造は同じで、地元を代表する大工が流派の面目をかけ、技を競い合うように建てたと言われています。秋宮は初代立川和四郎富棟が造営を請け負い、1781年に落成しました。春秋両宮とも同じ題材で彫刻が施されており、その華麗な彫刻はみどころのひとつです。
幣拝殿 斜め
幣拝殿の2階部分には跳勾欄が回されており、全体的に見事な彫刻が施されています。幣拝殿の唐破風には鳳凰、その下には龍が彫刻されています。
幣拝殿の破風下の鳳凰と龍の彫刻
躍動感あふれる獅子の彫刻も大変見事です。
幣拝殿の獅子の彫刻
また、幣拝殿内部の奥にある脇羽目には「竹と鶴」が彫刻されており、富棟の最も腕を振るった傑作なのだそうです。これらの彫刻類は、初代立川和四郎富棟の出世作と呼ばれるほどの見事な出来栄えであり、これにより名声を高めたと言われています。
左右の片拝殿は、幣拝殿に比べて彫刻などは見られませんが、そこが荘厳な雰囲気を醸し出しています。

御祭神・ご利益

御祭神は3柱で八坂刀売神(やさかとめのかみ)、建御名方神(たけみなかたのかみ)、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)です。上社と異なり、主祭神は建御名方神の妻である八坂刀売神です。なぜ主祭神が異なるのか正確なことはわかりませんが、諏訪湖で起こる「御神渡り」が、建御名方命(男神)が八坂刀売命(女神)のもとへ通った道筋とされるため、上社の主祭神が建御名方神、下社の主祭神が八坂刀売神とされたとも言われています。
諏訪大社では各社とも建御名方命と八坂刀売命をまとめて諏訪大神(諏訪大明神)として捉えている感じが強く、特別に主祭神に言及することはありません。
そのため諏訪大社下社秋宮では上社本宮と同様に「勝負運」のご利益が有名で他にも「五穀豊穣」のご利益が有名です。また夫婦神で祀られていますので「家内安全」のご利益もあります。
諏訪大明神

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