天覧の白松 三葉の松 | 諏訪大社 下社秋宮 - 神社ファン

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大関

諏訪大社 下社秋宮

すわたいしゃ しもしゃあきみや

長野県諏訪郡下諏訪町5828

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天覧の白松 三葉の松

更新日:2026年10月2日

昭和天皇もご覧になった珍しい白松

片拝殿の前、一之御柱の左横には「天覧の白松」と呼ばれる珍しい松が立っています。諏訪大社の境内図にも「天覧の白松」と記されている、秋宮の見どころのひとつです。
白松は中国大陸を原産とする松で、一般的なアカマツやクロマツとは異なり、日本に自生する植物ではありません。日本へ初めて入ってきたのは明治中期とされ、諏訪大社によると現在国内にあるのは30数本ほどとされています。
天覧の白松
白松の大きな特徴が、その名前の由来にもなった樹皮です。成長すると樹皮が鱗片状にはがれ、白や灰色、淡黄色などが入り交じった独特な幹肌となります。
もうひとつの特徴が葉です。日本でよく見られるアカマツやクロマツでは葉が2本一束になるのに対し、白松は3本が一束になって伸びるため「三葉の松」とも呼ばれています。また、3本の葉が仏具の三鈷に似ていることから「三鈷の松」と呼ばれることもあります。
中国では古くから神聖な木として扱われ、王宮や墳墓、寺院などにも植えられてきました。長寿の木としても知られ、白く変化していく独特な樹皮と長い年月を生きる姿から、長寿を象徴する縁起の良い木として大切にされてきました。
秋宮にある白松は、単に珍しい植物というだけではありません。
諏訪大社によると、境内には2本の白松があり、大正8年(1919)に当時の京城、現在の韓国・ソウルに在住していた諏訪出身者から贈られたものです。
そして昭和39年(1964)5月12日、昭和天皇・香淳皇后両陛下が行幸啓された際、この白松を親しくご覧になりました。「天覧の白松」と呼ばれるのは、この出来事に由来します。
さらに諏訪大社では、昭和天皇の還暦を祝った際、皇居にも白松が植えられたと伝えています。
中国から日本へ伝わった珍しい白松が、大正時代に京城在住の諏訪出身者によって秋宮へ贈られ、さらに昭和天皇・香淳皇后両陛下の行幸啓によって「天覧の白松」と呼ばれるようになったという、非常に興味深い歴史を持つ木です。
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金運アップの三葉の松(三鈷の松)

由緒ある天覧の白松ですが、近年は三葉の松として縁起を担ぐ参拝者からも注目されています。
白松の葉は3本が一束になっており、落ちた三葉の松葉を財布に入れて大切に持っていると、お金が貯まる、金運に恵まれるといわれています。また、黄金色になった三葉の松葉を金運や延命長寿のお守りとして持ち帰るという話も伝わっています。
ただし、御神木や境内の樹木を傷つけて葉を採るのではなく、自然に落ちた松葉を探すのが基本です。
秋宮では壮麗な幣拝殿や御柱に目を奪われがちですが、そのすぐそばに立つ天覧の白松も、秋宮ならではの見どころです。白く独特な模様を持つ幹と、一般的な松とは異なる3本一束の葉にも注目してみてください。
金運アップの三葉の松(三鈷の松)

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