宝光社 御社殿 | 戸隠神社 宝光社 - 神社ファン

有名度

大関

戸隠神社 宝光社

とがくしじんじゃ ほうこうしゃ

長野県長野市戸隠2110

宝光社 御社殿

更新日:2025年7月5日

戸隠神社最古の社殿

鳥居をくぐり参道の石段を上った先には、宝光社の社殿が鎮座しています。木造平屋建ての白木造りの建物で、間口5間、奥行7間の大きさです。入母屋造りの建築様式で屋根は銅板で葺かれており、正面には唐破風付の向拝が設けられています。
拝殿 正面
最大の特徴は、奥行きがある妻入り構造でしょう。社殿建築としては極めて例が少なく、善光寺の本堂と類似していると言われています。神仏習合時代の面影を残す建築構造です。以前の社殿は1847年に起こった善光寺地震で被害を受けたため、1861年に現在の社殿が再建されたと伝わります。戸隠神社の五社の中で最も歴史のある社殿です。
拝殿 全体

社殿に施された精巧な彫刻類

参拝された際は、是非頭上にも注目してみてください。社殿の向拝や欄間、小壁などは見事な彫刻が施されています。五社のなかで唯一、装飾彫刻を見ることができる建物です。
拝殿 彫刻
中央の欄間部には龍と波、懸魚には鳳凰、向拝柱には象と獅子、他にも麒麟や鶴、十二支などの精巧な彫刻で社殿周りが飾られています。
これらは幕末から明治に活躍した宮彫師「北村喜代松(きたむらきよまつ)」による彫刻類です。細部まで施された繊細な彫刻は、江戸時代末期に建てられた社殿建築の最も顕著な特徴ではないでしょうか。建てられた当時の技術の高さをうかがい知ることができます。
拝殿 彫刻2

御祭神・ご利益

御祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)です。中社のご祭神である天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)の御子神です。饒速日命が天磐船に乗って天降った時、護衛として随従した32柱の神の1柱です。同じく天八意思兼命の御子神である天下春命(あめのしたはるのみこと)と一緒に祭られることが多いです。
開拓や学問技芸、裁縫の神、安産の神、そして女性や子供の守り神としてのご神徳があり、特に宝光社では「学問向上」「安産」のご利益が有名です。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

戸隠神社 宝光社の人気記事