太玉神社・むすび石 | 気多大社 - 神社ファン

有名度

小結

気多大社

けたたいしゃ

石川県羽咋市寺家町ク1

😞 🙁 😐 🙂 😄

太玉神社・むすび石

更新日:2026年9月18日

天岩戸神話で祭祀を担った太玉命を祀る社

気多大社の境内に鎮座する太玉神社は、太玉命(ふとたまのみこと)を祀る境内社です。太玉命は祭祀や占いに関わる神として日本神話に登場し、産業繁栄・繊維守護・技術向上などのご利益があるとされています。
気多大社 大玉神社 社号標
太玉命が活躍する代表的な神話が、天照大御神が天岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれた「天岩戸神話」です。八百万の神々が天照大御神を岩戸から出す方法を相談した際、太玉命は天児屋根命(あめのこやねのみこと)とともに、鹿の肩の骨と天香山の桜の木を用いた「太占(ふとまに)」を行いました。
その後、天照大御神を岩戸から迎え出すための祭祀でも重要な役割を担います。太玉命は榊に八尺瓊勾玉や八咫鏡、布などを掛けた御幣を捧げ持ち、天児屋根命が祝詞を奏上しました。現在の神社祭祀にもつながる役割を担った神であり、太玉命が祭祀の神として信仰される理由のひとつとなっています。
気多大社 大玉神社 社殿
また太玉命は、古代の朝廷で祭祀を担った忌部氏の祖神とされています。忌部氏は祭祀に用いる織物などの調達にも関わった氏族で、その信仰から太玉命は繊維や産業、ものづくりを守護する神としても崇敬されてきました。気多大社の太玉神社では毎年4月4日に例祭が斎行されています。
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能登半島地震でも小石が崩れなかった縁結びの石

太玉神社とあわせて訪れたいのが、境内にある「むすび石」です。縁結びの願いを込める場所として知られ、縁結び祈願をした後にむすび石の上へ小石を積み、うまく積むことができれば願いが成就するといわれています。むすび石には多くの小石が積まれており、石の上がいっぱいになると、周囲の岩にも願いを込めた小石が積み上げられています。むすび石の周辺には大小さまざまな小石が連なり、多くの参拝者が縁結びを願ってきたことがうかがえます。
気多大社 むすび石
むすび石には、2024年(令和6)1月1日に発生した能登半島地震にまつわるエピソードもあります。大きな揺れによって、むすび石のすぐそばにあった燈籠が倒れた一方、むすび石に積み重ねられていた小石は崩れずに残りました。
この出来事から「奇跡の石」とも呼ばれ、むすび石に触れることで力を授かるともいわれています。縁結びで知られる気多大社のなかでも、自ら小石を積んで願いを託すことができる、ひと味違った縁結びのスポットです。
気多大社 むすび石と周辺の石

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